恒例シリーズ、ドラクエ10おすすめパソコン記事。
今回はお金をかけたくないけどパソコン版でプレイをしたいという方向けの機種を紹介します。
デスクトップPCです。

 

 

■激安だ！

なんと価格は税込みで5万円台。
6万円以下という激安価格。
本当にこんな安価なパソコンでドラクエ10が快適に動くのか？
これまで紹介してきたミドルエンド～ハイエンドモデルのパソコンとは異なり、かなりギリギリのラインを突いているスペックの機種なので個人的にも試すのが楽しみでした。

 

 

■なぜ安いのか？

この機種は安いなりの理由が、当然あります。

・グラフィックボードは内臓GPUオンリー（これまで紹介したPCのように別でグラフィックボードついてないよという事）
・SSD無し（パソコンの起動や各種動作がめっちゃ早くなる優秀なやつがついてないよという事）
・CPUが低性能（単品で買うと15,000円以下のやつがついている）

このように様々なコストダウンを図っているため、最終実売価格が5万円台という激安価格を実現できています。
グラフィックボード内臓GPUオンリーでSSDがついてないという事で、明らかにこれまで紹介したパソコン達よりもロースペックなパソコンとなっています。

 

 

■サイズ感

届いてびっくり、めちゃ小さい！
WiiUで表現すると、WiiU4台分ぐらいのサイズ感。
この例えじゃよくわからない人も多そうなので、別の例えをするのであれば僕でも片手で持つ事ができる程度のサイズ感。
テレビの脇に置いていてもあまり気にならないし、女性でも自宅の中を持ち運んで移動するのは苦にならないと思います。

 

 

■ベンチマークテスト

恒例のドラクエ10ベンチマークテスト。
まずは最高設定で行ってみました。

グラフィック：最高品質
解像度：1920×1080

結果は4240。
コメントには「標準的な動作が見込めます」とありますが、これまでの僕の経験則からいってこの数値だと快適には動作しません。
ゲーム内では誰でも気づくほどの遅延が発生します。
少し設定を変えて再度ベンチマークテストを行ってみましょう。

 

 

グラフィック：標準品質
解像度：1280×720

ここまで設定を下げると、7677という数値が出ました。
これであれば恐らくまともにプレイができるでしょう。
ただし解像度1280×720というのはWiiUよりも画質を落とす事になるので、パソコン版の名折れになってしまいます。
そこでここから解像度だけ上げて再度ベンチマークテストを行いました。

 

 

グラフィック：標準品質
解像度：1920×1080

結果、5910というギリギリのラインを突く数値が出ました。
今回は基本的にはこの設定で実際にプレイしていきたいと思います。

 

 

■実際にプレイしてみる

一応、最高設定でまずプレイしてみたところ、明らかな遅延を感じました。
特にメッセージ送りの部分で、ハイスペックマシンと比較するとトロ臭さがあるので、快適な環境に慣れているプレイヤーだとストレスに感じると思います。
ただ、Wiiと比較すると圧倒的にこちらの方が早いです。
WiiUと比較しても、若干こちらのPCに分があるかなあ？というところ（かなり微妙な差です）。

 

このPCは最高設定では快適なプレイができないという事が実際のプレイでも判明しましたので、設定をいじりました。

フレームレート：30fps
アニメーション表示品質：標準品質

この設定で快適に動作するかをチェックしていきます。
（解像度は1920×1080のままで、その他設定についてもいじっていません）
ベンチマークテストでは5910の結果が出た設定に1番近いものとなります。

 

 

・邪神の宮殿をプレイ
若干表示と動作が鈍くなる局面はあるものの、普通にプレイが可能でした。
ちなみにこれはかなり厳しめに書いていますので、WiiUと比較すればこのパソコンの方が快適です。
今回は野良で数戦してみたのですが、宮殿内に入った際、先にスタンバイ状態になっているプレイヤーがちらほら。
負けてるなあと感じましたｗ

 

・魔法の迷宮をプレイ
今回も自分が普段愛用しているハイスペックデスクトップPCでログインしたキャラと扉まで競争させてみましたが、約0.5秒の差がありました。
戦闘自体は全く表示遅延や動作が鈍くなるといった事はありませんでした。
やはり邪神と違って4人ptだと軽いんでしょうね。

 

・錬金職人パルブッパ
パルプンテを連打した際の遅延についてチェック。
これもWiiU以上ハイスペックPC未満といったところでしょうか。
やや遅延を感じます。

 

・複数アカウントプレイ
2アカウント目から明らかな画面ちらつきや遅延を感じました。
3アカウント目になると画面のちらつきが相当ひどいです。
一応2アカウント同時プレイであればできない事はないなあと感じましたが、3アカウントプレイはかなりストレスを感じるので基本的には複数アカウントプレイヤー向きではないでしょう。

 

 

■総評

結論として、やはりこの機種は価格が激安という事もあってガチでドラクエ10をやり込むプレイヤーはターゲットになっていません。
いくらドラクエ10が軽いオンラインゲームだからといっても、やはりある程度のスペックのパソコンでないと最高設定の最高速度で楽しむ事はできないという事ですね。
ただ、ある程度設定を下げる事さえ許容できればWiiUと比較すればこのパソコンの方が快適である事もわかりました。
このクラスのスペックのパソコンでもWiiUより上なのです。

 

なので各種設定をある程度まで下げるのを許容できるという前提で、例えばニコ生を見ながらドラクエ10を楽しみたいとか、攻略サイト等をブラウザで開きながらドラクエ10を楽しみたいといった用途であれば十分に活躍できるパソコンです。
あまりお金をかけたくない人にとっては、ドラクエ10パソコン版を単アカウントプレイで楽しむぎりぎり最低ラインのパソコンがこの機種であると言えるでしょう。

また、僕のようなゲーム内でもゲーム外でも何でもかんでも最強高級理論値大好き人間からすると、この手のパソコンは食指が動かないのですが、未だにWii版でドラクエ10をプレイしていて、「PC版に乗り換えたいけどお金はあんまり使いたくねーよ！」という人にとってはお試しPCとしては中々良いのではないでしょうか。
何だかんだいって5万円台という価格でドラクエ10が遊べるというのは、価格的訴求力は強いなあと思いました。
なお当たり前ですが同価格帯でノートパソコンを選ぼうとすると、この機種よりも更にスペックが落ちる事になるので、単アカウントでも相当ストレスを抱えながらのプレイになると思うのでオススメできません。
予算が7万円以下なのであればこの機種のように、絶対デスクトップパソコンを選ぶべきです。
7万円以下のノートパソコンを購入してもドラクエ10は快適に動作させる事はできないでしょう。

 

 

【SSDのススメ】
今回紹介したGALLERIA-A JAには前述の通りSSDがついていません。
現代のパソコンライフにおいてSSDの存在は非常に大きくて、あるとないとじゃ世界が一変するほどに動作が快適になります。
これはドラクエ10プレイ中も同様で、どういう原理なのかはわかりませんがSSDがついているとゲームの各種動作も早くなります。
ドスパラではショッピングサイトで注文をする際に、簡単にカスタマイズ注文が可能になっています。

15,000円ぐらいするけど、240GBのSSDをつけてあげるだけでかなり快適になると思います。
これはまじで15,000円出す価値ありますよ！
こういうとこはケチるとこじゃないです！

 

 

【ドスパラへのリンク】

GALLERIA-A JA

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初めてドラクエ10をパソコンでプレイする際はコントローラーも重要になるのでこちらの記事一覧を参照してみてください。

それでは快適なドラクエ10ライフを！

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