ドワチャッカより愛を込めて その3
ドラクエ10発売から約1週間。
このゲーム、ドラクエっていう名前だけど今までのとは全然違う。
モンスターとかそういうのはドラクエなんだけどシステムみたいのが全然違う。
システム?
いやバランス?
なんていうんだろう。
とにかく違う。
その中でも一番びびったのはレベル。
このゲーム全然レベル上がらない!
ストーリーのボスがすげえ強いらしいからレベル上げてから倒しに行こうと思ったんだけど、レベル30ぐらいからは1時間に1レベルぐらいしか上がってる気がしない。
何かネットで調べたらソロでトンブレロがいいらしいから倒しにいったんだけど俺僧侶で攻撃力なくて全然サクサク倒せないし・・・!
すげえイライラしてきた。
■以前のお話
ドワチャッカより愛を込めて その1
ドワチャッカより愛を込めて その2
でも友達とパーティ組むと楽しいんだよなー。
あーーーーーー!
買った日から20日間は無料でプレイできるけどその後は1ヶ月1,000円かかる。
買う前はこの20日間で全クリして終わろうと思ってたんだけど、このペースだと無理臭い。
ネットだともうネルゲル倒してる人とか結構いて、どうやってんだよって感じ。
俺まだキーエンブレムとかいうの1個も取ってねえよ!
とりあえずキーエンブレムを6個取れば人間になってストーリーが進むらしい。
友達とも話して土日で一気にキーエンブレムを取る事にした。
同中の友達3人とラインで連絡取って、土曜日の昼過ぎにドラクエ10で集合。
3人とも昔っからよく遊ぶ腐れ縁の友達だ。
皆の種族や職業はこんな感じ。
俺
種族:ドワーフ男
僧侶 レベル34
エックス
種族:オーガ男
戦士 レベル38
プクリポ
種族:プクリポ男
旅芸人 レベル37
まさし
種族:オーガ男
戦士 レベル21
この4人でパーティを組んだ。
エックスとプクリポは2人で毎日のようにいっしょにレベル上げ頑張っていたらしくて結構強い。
しかしプクリポでプクリポって名前は安易すぎない?
それを言ったら「うるせえこんなのすぐやめるからいいんだ」って言われた。
まあそうか。
みんな名前適当だな(俺のキャラの名前はここでは秘密にしとくけど頑張って考えた名前です)。
でも職業のバランス的にはこれまあまあいいんじゃない?
戦士2人で攻撃強そうだし旅芸人はどっちもできるんでしょ?
そんで俺僧侶だしな。
やっぱ僧侶やっといて正解だったかも!
確認してみたところ、全員キーエンブレムは1個も取ってなかったからとりあえず弱いらしいエルフのとこのボスを倒しに行く事にした。
ストーリーを進めながらみんなで雑談する。
俺「お前ら進路決めた?」
エックス「俺大学行くよ推薦狙い」
プクリポ「美容師の専門行く」
まさし「決めてない」
エックスは大学かあ。
エックスはこの4人の中では1番頭がいいし要領もいいタイプだ。
ゲームも俺と同じぐらい上手い。
プクリポは昔から服に興味があってずっと変な格好してる。
俺がお前の服変だなっていうと本気で怒る。
でもすげえ変なんだよなー。
俺はユニクロばっかり着てるから、そんなやつには理解できないっていうが、ユニクロで充分だと思う。
まさしは昔から行き当たりばったりな人生を歩んでいてやっぱり進路の事も何も考えていないようだ。
こいつはニートになるんじゃないかと思っている。
こいつらとは普段からゲーセンでもちょくちょく遊ぶんだけどこうしてオンラインゲームで遊ぶのも新鮮でいいな。
そうこうしているうちに塔に到着。
この塔のてっぺんにボスがいるらしい。
塔は複雑なマップで全然上にたどり着けない。
道中の敵は予想外にめちゃくちゃ弱い。
戦士2人がオノをふりまわしてすぐにやっつけてしまう。
こんなに弱いんなら僧侶いらないんじゃないかと思ってしまった。
エックス「よえー!戦士最強だな!」
まさし「オレも早くレベル上げたい。どこであげてるの?」
プクリポ「ウェディのとこにいる猫みたいなやつ」
エックス「今度4人で行こうぜ!」
そしてボス。
ボスはプスゴンとかいうなんかキモカワいい感じのやつだった。
強くはないけど弱くもない感じ。
僧侶がいる意味があるぐらいの強さだった。
ああ、やっぱこのゲームボスには僧侶いないとダメだよな。
ちょっとホッとしたw
そしてついに初のキーエンブレムゲット!
全員テンションがあがってジャンプしまくり。
ジャンプしまくりながら次はオーガのボスのとこに。
・・・・・・・・・・オーガのボスよええええええええええええええええ!
骨みたいなやつとドラゴンの2種類のボスがいたけどどっちも糞弱い。
さっきのプスゴンとかいうのより弱かった。
しかもストーリーが短くてすぐ終わった。
このペースなら土日で6個いけるんじゃね?
と、ここでプクリポがバイトがあるらしくて落ちるといった。
プクリポはダサい洋服を買うためにバイトをしまくっている。
そのため4人で集まろうとしてもこいつだけバイトのせいでこれない事が結構ある。
プクリポ「ストーリーやっていいよ。俺は俺で進めとくからさ」
というわけで3人で進める事になった。
抜けた穴を埋める必要があるなこれは。
穴を埋めるには、酒場でサポート仲間とかいうのを雇って4人ptを組んでもいいし、ゲームの中で誰かを誘ってもいい。
まさし「せっかくだし、誰かゲームの中で誘おうよ」
そうは言っても俺にはフレンドなんてこいつらしかいない。
まさしやエックスにはフレンドいるのだろうか?
まさし「いない」
エックス「いない」
じゃあどうすんだよ!
まさし「町の入り口で募集すればいい」
エックス「それやってる人いっぱいいるよな!やろう!」
おお、結構楽しそう。
オレもよくそれ見たけどやったことなかったし、どんな感じなのかやってみっか!
というわけで3人で相談して頑張って募集の文章を考えた。
俺「キーエンブレムいっしょにいきませんか@1」
これだ!
これを叫んでだれかが話しかけてくるのを待てばいい。
何度か同じ文章を叫んでいると一人のエルフが話しかけてきた。
エルフ「どこのキーエンブレムですか?」
あ、そうか、どこのに行くか書いてなかったのか。
どうしよう?
とりあえず弱い順だとすると次はプクリポのとこに行けばいいのか?
俺「プクリポのとこ行きます」
エルフ「行きたいです」
おお!
きたーーーーーーーーーーーーー!
早速エルフを仲間に誘った。
エルフの名前はアイ。
(これは仮名だけど本当の名前も女の子の実名系です)
アイ「よろしくお願いします」
エックス「よろしくお願いします」
まさし「よろしくお願いします」
俺「よろしくお願いします」
アイちゃんは僧侶だった。
レベルは43!!!
俺「レベルすごい」
アイ「ずっと一人で上げてました」
まさし「そんな強いのにストーリーまだなの?」
アイ「はい。レベル上げるのにはまってました」
そんなやつもいるんだなあ。
俺ならそれだけ強くなったら、強さを試すためにボスいきたくなるんだけど。
しかしエルフかわいいな。
俺のドワーフ男の僧侶とは大違いで、いかにも僧侶って感じの見た目をしていた。
こうしてゲーム内で初めてリアル友達以外のやつとパーティを組んだ俺。
このアイちゃんとはこれから凄く長い付き合いをしていく事になる。
運命ってやつ?
Flooded With Business 管理人より一言
町の入り口でのpt募集、懐かしいですね。
発売直後はグレン以外の町でもレベル上げやキーエンブレムの募集が盛んに行われていましたね。
今ではありえませんがアズランの入り口でも募集が頻繁に・・・
そういえば僕は最初のキーエンブレムを取りに行く際に、町の入り口で募集しているptに乗っかったんですが、そのうちの2人がレベル50でした。
俺つえーーーーーー!をしたがっていた人達に引率され、自分は何もせずに一瞬でボス戦が終了。
なんやこれ・・・なんもおもろくないやんけ・・・
最悪の体験でした。
それ以来募集に乗る際には相手のステータスが自分と同じぐらいかどうかをちゃんとチェックするようになりました。
この辺りのキャラ間のステータスの格差とゲームの楽しさの関係みたいなのは面白いテーマなのでまた別の記事で色々と執筆してみたいと思っています。
しかし・・・エルフ女僧侶アイちゃん。
羨ましいですね。
僕もこういう出会いがしたかったです。
ドラゴンクエストX ブログランキングへ
関連記事
|
|
後発組が、強くて効率重視の人と組むと、いろいろ最悪なんですよね。
さらに苦労せずに倒せて大成功と思われてるというタチが悪すぎて目も当てられない。
そういうこと思うと後発は損すると感じてしまいます。
ルーラストーン欲しさに先週からサブの魚男のストーリーを進めてますが、ビックリするほどレベルがすぐ上がる(もちろんエンゼル着用)し、弱ボスモードの実装でエンブレムもサクサク集まり、昨夜ついに人間になりました。
カミハルのストーリーでまた泣きましたが。(笑)
まじでびっくりするぐらいすぐレベル上がりますよねw
僕もサブキャラが週に1回30分プレイするだけでもりもりレベルが上がっていきます。
リアの友達とPTが組めるなんて羨ましいなw
わたしはずっとソロリーナだったもんなあw
ドワーフの俺さん!目先の強さで槍にスキル振っちゃダメだああ
天使の無い僧侶は迫害されてたからな・・・
この記事読んでて最初っからやってる人が
羨ましくなりました。
デビューしてからまだ9ヶ月なんで、
そういう初期の苦労とか楽しさって
わからないんですよね〜
さすがにストーリーは自分のレベルより
高い、チームサポは借りなかったけど、
ほぼ手応えなかったし…
この話雰囲気が伝わってきて、とても
面白いです。ビジネスさんの最後のコメント
も良い感じです。
続き楽しみにしてますね〜
最初の頃の雰囲気はもう二度と味わえないでしょうねー。
今も楽しいんだけど初期の頃の雰囲気って独特だったんだよなあ。
個人的にはバージョン2発売直後の雰囲気も素晴らしかったと思うのでバージョン3には期待大!