さよなら羽衣と無法者
羽衣弱体!竜のおまもり弱体!無法者弱体!
やっとそこに踏み切ったかリッキー!!!!!
藤澤時代の負の遺産を様々な面から改善してきたリッキー。
特に武器バランスの大幅調整は彼の最大の功績だったと言えるでしょう。
彼ならきっとやってくれると思っていた羽衣と無法者の弱体。
ついにやってくれました。
ついでに竜のおまもりも弱体してくれてハッピーですね。
後先考えずに数値を決めていたバージョン1.0時代のバトルチームスタッフに一喝ですね!
ていうか遅いよリッキー。
退魔と黄竜が普及したのを確認し、ヘイトを集めないだろうという万全の状況にしてからやってんじゃないよリッキー!
兎にも角にもついに裁縫職人に対するメスが入ったこの事件。
バージョンアップ前日ではありますが書かずにはいられない。
そう、防具鍛冶職人の悲しきヒストリーを。
■羽衣と無法者の影響で防具鍛冶職人は枕をぬらし続けたのだ
祝・2大害悪装備弱体という事で羽衣と無法者に泣かされ続けた防具職人のヒストリーを追ってみたいと思います。
裁縫という太陽に照らされた地球の影には1年以上に渡ってほとんど日が当たらない暗黒世界防具鍛冶が存在していたのだ・・・。
■バージョン1.1
防具職人の装備で追加されたのは「やいばセット」のみ。
対して裁縫職人には「しんりセット」「マスターセット」「無法セット」が追加。
この時のバトルバランスは極悪で盗賊、僧侶、魔法使いの完全3強時代となっていた。(ちょっぴり旅芸人にも席があったが後半は淘汰されていった)
魔法使いと僧侶は羽衣を身につけ、盗賊は無法かまほよろというのが絶対的な装備となっていた。
とにかく羽衣が恐ろしい勢いで売れており、この時早くも防具鍛冶職人には暗雲がたちこめていた。
なお「やいばセット」は当時発売された攻略本に攻撃力が大幅にあがるという記載があり壊滅寸前だった戦士達の復権か!?と騒がれた装備。
しかしそれは思いっきり誤植でやいばセットを揃えても攻撃力は一切上がらなかった。
これが残存していたわずかな戦士達の息の根を完全に止める一撃となり、アストルティアから戦士は消え去ったといわれている。
※画像はやいばセットの効果誤植版。もしこれが実装されていたら今もなお愛され続ける装備になっていただろう。ていうか攻撃力+47って悪魔じみた強さであるw
■バージョン1.2
多くの装備が追加された。
防具職人には「古強者セット」「ファントムセット」「ヘヴィーセット」「バトルセット」と一挙4種類も追加された。
しかし古強者セットはどこにも席がなく、この頃早くも絶滅危惧種となっていた戦士専用装備で産廃同然。
ファントムセットは上下一体装備で産廃。
バトルセットは待望の武闘家用装備だったが、無法者よりも守備力が低いという新装備にあるまじき調整で全然売れない。
辛うじてヘヴィーセットがパラディンの重さ確保のために一部パラディン愛好家に売れたが需要の中心は安いプラチナセットだった。
結局このバージョンでも売れていたのは羽衣と無法者であった。
■バージョン1.3
このバージョンでは2種類しか防具が実装されなかったが、何とここでついに防具鍛冶職人に僧侶装備がきた。
「ゴシックセット」!!!
そして当時、時代が来ている感のあったパラディン用装備の「師団長セット」。
種類は少ないが確実に需要のある職業の装備が実装されたバージョンだった。
しかしここでも結局羽衣でいいじゃんという風潮は根強く、いまいちゴシックセットは売れなかった。
ゴシックセットは羽衣と違って腕も買わなければいけなかったため、ハードルが高かったのもその一因だろう。
なお羽衣のセット効果が強力すぎるのを運営が反省したのか、この時実装された強ボスは炎属性の攻撃をほとんどしてこなかった。
結局このバージョンでも売れていたのは羽衣と無法者であった。
(しかし月セットの実装もあったので僧侶と魔法使いは徐々に羽衣を脱ぐ人も増えていった)
ちなみにこのバージョンではバトルマスターが実装された事もあって無法者がまたいっぱい売れた。
■バージョン1.4
「スパイクセット」「ノーブルセット」「ワイルドセット」「僧兵セット」と一気に4種類もの防具鍛冶装備が実装された!
この中でも僧兵セットはセット効果でHP+5という目玉効果がついていた。
HP至上主義の考えの蔓延と共に、憧れの装備という位置づけになっていた。
「ノーブルセット」は攻撃魔力があがって呪文耐性がつくという事で今もなお愛され続けるロングセラー商品、「ワイルドセット」はスギちゃんもびっくりの忘れられっぷり、「スパイクセット」はそこそこ売れるという防具鍛冶職人にとっては悪くないバージョンだった。
でもやっぱり一番回転が良かったのは羽衣と無法です。
■バージョン1.5
バージョン1の最終バージョンである1.5。
「聖騎士セット」「マスカレイドセット」「飛竜セット」の3種類が防具鍛冶装備として実装された。
聖騎士セットは皆さんご存知の通りバカ売れした。
ドラゴンガイアを楽に押し勝ちできる装備であり、錬金とアクセで重さを積めばバラモスも押し勝ちできるため需要が大爆発したのだ。
ところでこの時裁縫職人には6種類もの装備が実装されていた。
あからさまに両職人に対して差をつけてきた運営だったが、これまで訓練されてきた防具鍛冶職人達からは「聖騎士セット1本で食っていけるからいい」という力強い発言が相次いだという。
なおこのタイミングでラズバーン強とネルゲル強が実装され、僧侶の守備力とHPの重要度が大幅に増加する。
そのためゴシックや僧兵が一部僧侶愛好家達に売れ始める。
しかし需要はニッチだったため防具鍛冶職人の地位向上に大きく繋がるほどではなかった。
というか結局このバージョンですら羽衣と無法が1番売れていた気がする。
■バージョン2.0以降
ここからは皆さんご存知の通り、リッキー体制となり相次ぐバージョン1の負の遺産へのメス入れが始まった。
様々な調整を行った結果、直接弱体したわけではなかったが明らかに無法・羽衣の2大装備の売れ行きは鈍った。
そうして防具鍛冶職人達には平穏の日々が訪れたのであった。
誰でもそこそこ稼げるという中堅ポジションを得る事ができたのだ。
しかし勘違いしてはならない。
防具鍛冶が儲けやすくなったその裏で裁縫職人はもっともっと儲けやすくなっていた事を・・・。
無法を脱いだ者の多くは同じ裁縫職人が作る黄竜を身につけ、羽衣を脱いだ多くの者は同じ裁縫職人が作る退魔を身につけている事を・・・・。
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泣きながら読みました。ほんまにそう。本職オノ戦士。職人は防具鍛冶。稼ぐ術が全くなく、ドルボもない時代、イーターに殺されながらザクバンキラキラマラソンを1日4回やり、ようやく家と失敗作無法を買った暗黒時代を思い出しました。グレン1が羽衣魔法と、無法盗賊で埋め尽くされていた光景はトラウマになってます。
次に生まれる時は絶対裁縫職人に生まれたいと思ってました…。
これは悲しすぎるw
羽衣成金がいっぱいいましたからねあの頃w
あれれ、無法ってそんなに弱体?
守備がちょと減っただけポヨ?
よくわからないよおー
ポヨって久々に見たw
羽衣の耐性はノンパッシブでクリア出来るようにした運営の配慮でしょ
当時はパッシブの有り無しでHPが倍違ったんだから
無法もしかり
今はパッシブ楽に取れるようになったから無くしただけですよ
黄竜と無法者頭の守備力の差が1という調整はあえてだったとは!
釣られないクマー。
裁縫は装備に恵まれている上に成功率も鍛治よりずっといいんですよねー。原価は同じくらいなのに。当然利益率は比較になりません。
聖騎士でガイア押しがちは波乱があったと思います。オーガだと足の重さ33くらいで押しがちできたので、星2や星3失敗品でよいのに他の種族だと厳しくなりプクリポだと重さ51くらい必要だったかと思います。値段にして数百万ゴールドの違いで広場戦士が暴れましたね。
ガイア楽勝で重さを積めばバラモスも押せるのは神兵を待つことになったと思います。
防具鍛冶商材の相場はほんと謎ですね。
皆なぜか気づいていないのか、それともあえて声に出さないのかはわかりませんが儲かる商材と儲からない商材の差が激しすぎる。
バラモス押し勝ちは神兵でしたね。
これは記憶違いでした。
月のローブ実装当時は僧侶は装備できませんでした
1.5ぐらいのタイミングで改修が入って装備職が増えたはず
装備可能職業調整は2.1ですね。
泣けます。
ここで1つ仮説を・・・
小盾が出ないので今回運営が裁縫2防具3とするならば!
舞い手獄獣は防具裁縫に分かれると思うので裁縫はもう1つ。
そして代々ベストは裁縫という法則から魔技師は裁縫となり
なななんとベストセラー間違いない聖霊王は防具になる可能性がぁぁぁ
1%くらいないですかね?
そうなったらついに防具鍛冶がトップ職人に君臨し、ドワーフ時代が一気に!
魔技師裁縫は僕もあるかなーと思っていたんで、そうすると消去法で精霊王が防具鍛冶にきますよねw
涙なしでは読めませんでした
盾ガアルカラー
あのあの バトルセットってバトルドレスのことでしょうか? そうならバトルドレスは盗賊には着れませんです
ご指摘ありがとうございます。
武闘家ですね。素で間違えた。
そして3.0では獄獣のケープも裁縫に実装され
無法羽衣→黄竜退魔→獄獣精霊王の時代を迎え防具職人は数値可視化もありさらに死亡するのであった。
世はまさに世紀末!!
でも裁縫が圧倒的に儲けやすいだけで実は防具も存在意義があるというかニッチにいいポジションなんですよねー。