掲題の通りですが、バージョン3.1で追加された85装備の棍「ポップンロッド」は買いなのかを検討してみました。
例によってコロシアムに関しては勘案せずに書いていきます。

 

 

■アポカリプスとポップンロッドを比較する

一部の奇特な人を除けば基本的にアポカリプスは所持しているはずです。
なので今回はアポカリプスを持っているという前提で、はたしてポップンロッドは買いなのかを検討するというところに焦点をあててみます。
両者の☆3未錬金での比較をしていきます。

 

■基礎効果

まずは両者の基礎性能を比較してみます。
攻撃力の差は9。
結構差がありますね。
これだけで結構買い換えたくなる気持ちが沸いてきます。

更にそれだけではなく、ポップンロッドはHPとMPが+5されるという効果もついています。
MPはともかくHP+5はかなり大きいですね。
棍でHPが上がるのは「聖王の棍」以来ですので、かなり久しぶりの装備となります。

 

この時点ではポップンロッドの圧勝状態。
次に両者の特殊効果を見てみましょう。

 

 

■特殊効果

ポップンロッドには会心率+3%と開戦時50%リベホイムの効果がついています。
リベホイムはバージョン3.0で大幅強化され、現在は3秒毎にHP25回復するという効果になっています。
それに対してアポカリプスは光闇の双属性。

 

双属性なんて最高やんけ！
こんなん迷わずアポカリプスやろ！
と思った方、ちょっと待ってください。
棍スキルというのはメイン火力となる特技「氷結乱撃」は特技自体が氷属性になっています。
そのため、アポカリプスを装備していたとしてもポップンロッドを装備していたとしても、氷結乱撃を使った際の属性は氷属性になります。
アポカリプスの双属性が適用されるのは「通常攻撃」「黄泉送り」「なぎはらい」「奥義・棍閃殺」の4種類の攻撃のみです。
この中で「通常攻撃」は使う機会はほぼありませんし、「奥義・棍閃殺」はCTスキルのため連発する事はできないので属性の恩恵はそれほど高くありません。
つまり棍自体に属性がついていて大きく恩恵がある特技は「黄泉送り」と「なぎはらい」の2種類でしょう。
この2種類の特技を使用した際、どちらの棍が優れているのかを考えてみましょう。

 

 

■黄泉送り

では「黄泉送り」はアポカリプスによる光と闇の双属性が付与される事によって役立つシチュエーションはあるのでしょうか？
黄泉送りといえば、一番役立つシチュエーションは「伝説の三悪魔」で武闘家がバラモスゾンビを攻撃する際だと思います。
バラモスゾンビは弱点属性がなく、氷&土&闇属性に耐性を持っています。
そのため、アポカリプスを活かそうと思った場合は、輝石のベルトの光特技ダメージアップ効果のついているものを装備しておく必要があります。
ただ、そもそも普通三悪魔はバラモスゾンビを攻撃する際には魔法戦士がストームフォースをかけているはずですので、風特技ダメージアップのベルトを装備していればそれで事足りてしまいます。
つまり、三悪魔においては普通魔法戦士がパーティに入るため、アポカリプスの双属性のメリットはほぼないと考えて良いわけです。
輝石のベルトを勘案せず、アポカリプスとポップンロッドそれぞれ、全く同じ錬金効果のものを装備して攻撃した場合、ポップンロッドの方が基礎攻撃力が高い分、ポップンロッドの方がダメージが大きくなります。

そしてバラモスゾンビ以外にゾンビ系の強敵というのは現在アストルティアにはそもそも存在しておらず、アポカリプスと黄泉送りの組み合わせが役立つシチュエーションというのはほぼ存在しないと言い切ってしまって良いと思います。

 

 

■なぎはらい

次に「なぎはらい」はどうでしょうか。
なぎはらいは前方範囲攻撃という事で最近よく使うシチュエーションは宝珠狩りで旅芸人が「バイキルト役 兼 回復役 兼 攻撃役」というポジションで参加した際だと思います。
この場合は光と闇属性両方に耐性を持つ雑魚で無い限りは、輝石のベルトの光or闇特技ダメージアップ付きのものを組み合わせる事によって、ポップンロッドよりもアポカリプスの方がDPSが高くなります。
光と闇の両方に耐性を持つモンスターというのは一部の全属性耐性持ちのモンスターぐらいしかいませんので、宝珠狩りにおける最適な棍はアポカリプスであると言い切ってしまって良いでしょう。

 

ここまでである程度アポカリプスとポップンロッドそれぞれの強みが見えてきました。
最後にピラミッドではどちらが良いのかを考えて見ましょう。

 

 

■ピラミッド

ファラオカーメンのような全属性耐性持ちのボスは、そもそも棍自体が相性が悪い相手なのでここでは勘案せずに考えてみます。
ピラミッドでは雑魚には「なぎはらい」を多用し、ボスには「氷結乱撃」と「奥義棍閃殺」を使用するのが基本だと思われます。
低層では光&闇両方に耐性を持つ雑魚が結構いるので「なぎはらい」をする上ではポップンロッドの方がやや優れていると感じますが、そもそも低層はそんな細かい事を気にしなくともスムーズに討伐できると思うのでここはどうでもいいでしょう。
6層は秘宝のガーディアン（キラーマシンみたいなやつ）が光&闇に大耐性をもっているため、ポップンロッドでないとあまりダメージが与えられません。
ちなみにこいつは土属性も大耐性があるので、よくバトマスがランドインパクトをして全然ダメージが与えられずに泣いている姿を見かけますね。
7層、8層では光と闇両方に耐性を持つ敵は存在しませんのでアポカリプスが優れています。
9層はそもそも旅芸人も武闘家も棍をメインで使わないと思うので勘案しませんが、ファラオカーメンに「奥義棍閃殺」を使うのであればポップンロッドの方がダメージが出ます。

 

 

■結論

伝説の三悪魔に武闘家でいっぱい参加するのであればポップンロッドは買い。
そうではないなら、ポップンロッドが役立つ局面はかなり限定的になるのでお買い物は慎重に。
「基礎攻撃力+9、HP+5、開戦時50%でリベホイム、会心率+3%」といったポップンロッドの強みを跳ね除けるだけの魅力がアポカリプスにはあるように感じます。
結論としてはこんな感じでしょうか。

 

ちなみに今回の記事はコロシアムについては勘案せずに書きましたが、コロシアムではどう考えてもポップンロッドは必要なので。僕個人としてはポップンロッドは購入するつもりです。
三悪魔もコロシアムもやらないよーという人はポップンロッドはいらない気がします。

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