戦神のベルトと輝石のベルトを比較する
実装初日からその驚くべき性能にアストルティアが震えた「戦神のベルト」。
それもそのはず、わかりやすいところでいえば、「両手杖装備時炎攻撃13%アップ」などという輝石のベルトの最大値である10%をはるかに凌駕してしまう性能のものがあるからです。
そのインパクトゆえ、輝石のベルトはお亡くなりになったのだという風潮がアストルティアに蔓延しました。
しかしはたして、本当に輝石のベルトは死んだのか?
今回の記事ではそこんとこ掘り下げて考えていきたいと思います。
■戦神のベルトの効果を整理する
両者のベルトを比較する前に、まずは戦神のベルトに付与される効果についての情報を整理してみましょう。
まず僕自身気になって、自ら調査した結果わかった事を明記しておきます。
・属性系ベルトは条件に合致すれば物理特技・呪文共にダメージが増加する
つまり「両手杖装備時炎ダメージアップベルト」の場合、両手杖を装備してればメラゾーマはもちろんダメージ上がりますし、ファイアフォースかかってればAペチで殴ってもダメージ上がります。
・属性系ベルトは条件に合致すれば左ダメージも増加する
これ、知らない人が結構多いようなので詳しく解説します。
例えば下記のようなベルトを装備したとします。
その際、当然右にライトニングダガーを装備していれば右の攻撃のダメージは増加します。
ここまでは皆さんもう当然の事として認識しているでしょう。
では下記の3パターンのケースにおける攻撃の左ダメージはベルト未装備時と比較して増加するorしない?
皆さんわかりますか?
1.右にライトニングダガーを装備し、左にもライトニングダガーを装備。
2.右に無属性短剣を装備し、左にライトニングダガーを装備。
3.右に無属性短剣を装備し、左に青嵐の扇を装備。
・・・・
答えは全て「増加する」です。
これはどういう事かというとつまり、「右手に短剣を装備時」という条件に合致してさえいれば、雷属性の攻撃のダメージは左右に関わらず全て増加する仕様になっているという事でしょう。
・系統ダメージアップ効果は呪文には適用されない
輝石ベルトと同様に相手の種族に応じたダメージアップベルトを装備していても物理攻撃しかダメージは増加しません。
・属性系ベルト、種族ベルトは共に設置系呪文(ジバ系)のダメージは変わらない
設置系呪文はダメージ計算式が特殊になっているようで、一切ベルトの影響を受けないようです。
・片手武器の条件に左手装備時は存在しない
結構な数のベルトを見ましたが左手を一度も見たことがないのでこれは確定といってよいでしょう。
・戦神のベルト+2の出現率は10%~17%程度に設定されていると思われる
こればっかりは自分だけのデータだとサンプル数が少なすぎるので信頼できる人達のデータも合算してみました。
20%はいかないと思います。
それでは次に戦神のベルトに付与される効果一覧について羅列していきます。
まだサンプルデータが大量にあるわけではないので一部情報が正確ではない可能性もありますが、おおむね下記のような感じでしょう。
(主にtwitterでベルト画像を載せている方々のものを元に、情報収集させていただきました)
—————————-
【パラメータ系】
攻撃力・・・10、12、14
攻撃魔力&回復魔力・・・16.20、24
会心率&呪文暴走率・・・1.5%、2.0%
パラメータ系はシンプルで3種類の効果が存在し、数値は3段階と2段階のものが存在するという感じのようです。
【属性系】
武器14種類 × 属性7種類・・・10%、11%、12%、13%
今回の目玉でもある属性系効果ですが、輝石のベルトとは異なり、呪文と物理の区別なく、両方共通でダメージが増加するようになっています。
特定の武器を装備している時に、特定の属性攻撃(物理も呪文も両方)のダメージが増加するという効果です。
武器14種類に属性7種類が存在しており、恐らく全ての組み合わせのベルトが存在すると思うので組み合わせは全98種類という事になります。
更に数値は4段階存在しているので、数値も加味すると組み合わせは392種類存在する事となります。
つまり、仮に全ての効果と数値が均等確率で付与される前提だとしても狙った効果の最大値が付与される確率は392分の1という事です。
ただしこれは、そもそも属性系効果が付与される前提の確率なので、純粋な付与率を考えようと思うとパラメータ系なども付与されるケースを加味しないといけないので、更に確率は下がります。
「狙った武器の属性効果でかつ最大値のものが出るのは500分の1ぐらいという超低確率である」と考えておけばOKでしょうw
【種族系】
種族13種類・・・6%、7%、8%、9%
ここでも輝石のベルトの最大値8%を越える9%が付与される仕様となっています。
ちなみに種族特攻に関しては、輝石のベルト同様に呪文には影響がありません。
あくまでも物理攻撃のみダメージが増加します。
【盾装備】
開戦時ピオラ・・・14%、16%、18%、20%
開戦時マホトラのころも・・・14%、16%、18%、20%
開戦時聖女・・・7%、8%、9%、10%
開戦時天使・・・7%、8%、9%、10%
開戦時キラキラポーン・・・16%、18%、20%
開戦時盾ガード率上昇・・・7%、8%、9%、10%
開戦時マホターン・・・7%、8%、9%、10%
ここはデータ不足でいまいち数値が確定できていませんが、恐らく輝石のベルトと近似した数値が付与されるものと思われます。
(盾装備時系の効果自体の付与率が恐らく低く設定されている)
多分上記の数値であってると思いますが、これ以外の数値のベルトが出た方がいらっしゃったら情報もらえると助かります。
—————————-
以上、効果の種類は全部で121種類。
数値も含めると(ここは未確定なので曖昧ですが)、全部で480種類程度となると思います。
ちなみに+2ベルトだからといって最大値が付与されないという事はなく、恐らく付与率に関して+2ベルトと+3ベルトで差異はつけられていないんじゃないかなあと今の段階では感じています。
以上で大体の戦神ベルトの詳細がまとめられたと思いますので、いよいよ輝石ベルトの生き死にについて考えていきたいと思います。
■間違いなく生き残る輝石のベルト
ここまで読み進めていただければもうある程度わかっちゃった方が多いと思いますが、輝石のベルト死亡という事はありませんでした。
今後の輝石のベルトは基本的には2タイプに分けられると思っていてそれは下記の通りです。
1.戦神にそもそもその効果が存在しないベルト(いわゆる生き効果)
2.戦神に単体効果で完全上位互換が存在するベルト(いわゆる死に効果)
1に属する輝石のベルトは問答無用で今後も価値があります。
結構そういう効果は多いのですが、実用性もあると考えられる効果だけピックアップすると下記7種類になるでしょう。
・ためる
・レアドロ
・通ドロ
・きようさ
・必殺チャージ
・魅了ガード
・移動速度
「ためる」に関しては超強力な効果にもかかわらず2枠同時に最大値が付与される可能性があります。
「レアドロ」や「通ドロ」も1.1が2枠同時に付与される可能性がありますね。
「きようさ」は魔法使い的にはもはや不要ですが、盗賊的には最大値のものを残しておきたいところでしょう。
「魅了ガード」も最近は使いどころがほとんどありませんが全職業で完全耐性にするためには輝石のベルトが必須となるので役立つ未来もきそうです。
「必殺チャージ」「移動速度」もユニークな効果かつ、強力なものなので最大値を持っておきたいところです。
2に関しては単純なDPS増効果だけの輝石のベルトはゆるやかに死への階段をのぼっていく事となるでしょう。
もちろん、組み合わせが絶妙であれば「実質的に戦神ベルトでそんなもん10000回通っても出せないぜ!」という輝石ベルトもあるでしょうから、そういうものに関しては現役続行となるでしょう。
属性ベルトに関してはその傾向が強いと思います。
具体的に言うと、下記のような組み合わせの輝石ベルトを戦神ベルトで越えようと思うと、相当な運が必要になってきますので、「実質的にこれを越える戦神ベルトは入手できないだろうから、引き続き役立つよねー」という事です。
しかし呪文職のDPS増ベルト、特に炎呪文ベルトに関してはもう死兆星が見えちゃっている状態です。
「炎呪文10%、攻撃魔力20」みたいなとんでもない組み合わせの輝石ベルトを持っている人でさえ、戦神ベルトの「両手杖装備時炎ダメージ13%」にDPSで現時点でほぼ同等、将来的には惨敗する事になるのです。
詳細は少し前に記事としてアップしたのでご覧になっていない方がいれば参照してみてください。
そういうわけで魔法使い愛好家の方々は、邪神1獄周回を死ぬほどしていただいて、とりあえず炎13%ベルトをゲットしましょう。
そうでなければお話になりません。
日課がどうとか言っている場合じゃないんです。
メラゾーマチンパンなのにメラゾーマのダメージが魔法使いあんまりやらないタイプの僕より低かったら悲しすぎますよ!
逆に、魔法使い好きを自認しているのにしょぼい輝石ベルトを装備している人を見かけたら「あれ?まだ邪神の宮殿いったことないの?最初バシッこ使って橋上の宿に飛ぶといいよ」と優しく煽ってあげましょう。
あとはややマイナーで使い所が限られそうではありますが、「物理DPS増+状態異常系or状態異常耐性」という複合効果を持った輝石ベルトは今後も生き続けます。
純粋なDPSだけ追求していくと戦神ベルトの方が良いのは間違いないんですが、それ+攻撃時状態異常効果のついている輝石ベルトって結構良いと思うんですよね。
最近ですと邪神において「攻撃時魔導の書」効果がついたベルトを装備しているアタッカーなんて結構イケてると感じます。
ただゴミ効果ばっかりの中に「攻撃時魔導の書」がついているからといってそのベルトが良いのかといわれれば、やっぱDPS増も重要だよなあと思っちゃうわけで、つまり両者の複合ベルトを追い求めていく事になるんですよね。
■結論
輝石のベルトは複合効果のものに関してはあまり死なない。
今後も長く使い続ける事ができる。
しかし魔法使いに関しては話が別で、炎13%戦神ベルト一択状態のため邪神を24時間回す必要がある。
クロスペンデュラムと状態異常ベルトを装備して、ピンチを救う魔法使いもアリでしょ!?というような意見をお持ちの方は今すぐ魔法使いやめて盗賊、スパスタ、まもの使い辺りにでもなった方がいいと思います。
ちょっと長くなってしまったのでここで一旦切りますが、次回「封印の砂をどうするか?バージョン3.2」に記事は続きます。
今回わかった事を踏まえて、封印の砂で封印する輝石ベルト効果を見直していこうと思います。
ところで余談ですが戦神の箱、皆さん届きましたか?
僕は補填用のベルトはてっきりそのまま届くもんだと思っていたら、わざわざ箱に入っていましたね。
補填のためだけに「戦神の箱」というアイテムを実装するとは考えにくいので、元々何らかの手段で入手できるようになる予定だった「戦神の箱」を補填用にも流用したと考えるのが妥当ではないでしょうか。
つまり、バージョン3.2後期で邪神クリア以外でも戦神ベルトが入手できるようになるんではないかと僕は踏んでいます。
1番ありそうなのは不思議の魔塔かなあと思っているんですがはたしてどうなるか。
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魔法メインで使っている人に対して、魔法使いをあまりやらない僕よりも低いって…とか。
そりゃ、廃人さんには勝てません。
盾装備時の効果がついてもときめかない・・・。
僧侶とかパラとかあんまり攻撃参加しない職には
割とどうでもいい感漂いますね
スライム系9
攻撃14
右手ハンマー炎13
というベルトが出ましたが、自慢できますか?
箱はランダムのトリガーを発動させるために作ったんだと思いますよ
作ったからにはどこかにぶち込んできそうですが
フレのコロ魔法使いは炎呪文10%&氷呪文10%+魔法使いから見て有用な効果2つ
という神輝石ベルトを今も巻いたままですが、彼はセーフでしょうか
ベルト記事は結構好きなのでよく読ませてもらってますが、今までの努力を無視したぶっ壊れ性能のベルトが運要素大きすぎるベルト実装はやめて欲しかったなぁ
恐らく封印上限開放をして、輝石ベルトはかなり狙った効果のものを取りやすくなる措置をして両者の溝をうめてくるんじゃないかなあと予想してます。
でも戦神は上位互換じゃなくて全く異なる効果にしてほしかったですね実際。
武器14種類に属性7種類だから
108じゃなくて98じゃないかな?
攻撃理論値のためにも、攻撃14ベルトが欲しいなあ
98ですね、なおしておきました!
えwマスター
108?
煩悩の数じゃんwww
属性&系統ダメージアップの複合が最強じゃないですか?
呪文系効果を封印して王家周回が現実的な収集方法なので輝石は死んでないと思いますね
周回は退屈過ぎてなんとかして欲しいですけど
dpsオンリー視点なら戦神+2にも負けちゃうんでやっぱユニークな効果がついているベルトが先々は生き残るかなあと思ってます。
この記事のメッセージはバ覚醒くたばれだな
毎回テールスウィングあたってかわいく「ごめんね」ってチャットしてくる魔法使い好きなんで、そんな事はありません!
戦神の箱に関して、なるほど鋭いなあと感じました。
さすが岩手の星。
砂記事楽しみにしています。
岩手在住設定が加えられたのかw