掲題の通りでございますが、バージョン3.2後期より飾り石実装&2玉宝珠実装される事となり、既存の石版がベストなものではなくなります。
今回の記事では現時点でわかっている情報を整理し、それを元に考えられるベストな石版の形とはどういうものなのかというのを考察していきたいと思います。

 

■情報整理

まずはこれまでにわかっている情報を整理しましょう。

 

【2玉実装】
炎、水、風にも2玉宝珠が実装され、これで全ての宝珠に2玉が存在する状況となります。
またそれに伴い3玉宝珠のレベル5にするための必要ポイントが従来よりも軽減される事となります。
軽減率についてはニコ生のリッキーの発言で「従来よりも約2割ダウン」と述べられていました。
冒険者の広場では下記画像の通り炎宝珠「不屈の闘志」の3玉宝珠の必要ポイントが明らかになっています。

従来の「不屈の闘志」のレベル5までの必要ポイントと比較してみましょう。

比較してみると、2玉宝珠の必要ポイントは
『従来の必要ポイントを2割減して、小数点未満数値が出た場合は切捨て』
という措置が取られているのがわかります。
これは、レベル2にする際は必要ポイントを純粋に2割減すると2.4となりますが、0.4は切捨てられて実際の必要ポイントは2になる。
レベル4にする際は必要ポイントを純粋に2割減すると20.8となりますが、0.8は切捨てられて実際の必要ポイントは20になる、というところから読み取れます。

これが他宝珠にも全て適用されるかどうかは不明ですが、宝珠毎に別の計算式を設けるような面倒な仕様にするとは考えにくいので、全宝珠がこの計算式を適用していると考えるのが妥当だと思います。

 

【飾り石実装】
・各属性石版毎に任意の1箇所に飾り石をとりつけられる
・飾り石は石版ポイント30Pで交換できる
・飾り石がとりつけられた箇所にはまっている宝珠は飾り石効果で強化される
・飾り石効果は1マスでも宝珠がまたがってはまっていれば適用される

 

こちらは比較的シンプルでわかりやすいですね。
要するに石版ポイント150Pを使用して、各属性石版毎に1枚ずつ、合計5枚の飾り石をゲットして、はめましょうという事です。

 

 

■3玉宝珠と2玉宝珠の配置バランスはどうするのがベストか？

これに関しては宝珠の種類によってレベル5にするための必要ポイントが異なるため、一概にこれがベストと言い切るのは難しい仕様になっています。
宝珠はレベル5時65P必要なタイプとレベル5時50P必要なタイプが存在しています。

そのため今回はなるべく汎用性が高そうなバランスを考える事とします。
石版の穴の数は5穴×4枚=20で合計20穴となります。
この20穴をどのように活用するのが最もバランスが良いか？
まずは宝珠がはまっていない無駄な穴が存在しないような3玉と2玉の配置パターンを全て羅列してみます。

 

【穴ロスの無い配置パターン全種類】
・3玉6種、2玉1種
・3玉4種、2玉4種
・3玉2種、2玉7種
・3玉0種、2玉10種

 

配置パターンは全部で4種類です。
この中で最も宝珠レベルを多く高められるものがどれなのかを考えてみましょう。

・現在の宝珠強化のポイントは最大245P
・宝珠は現時点の仕様でレベル5時必要ポイント65Pのものと50Pのものがある

 

全てのはめる宝珠が65Pタイプのものだと仮定して、レベル5まであげられる宝珠数がいくつになるのかをシミュレートしてみました。

・3玉6種、2玉1種
レベル5にできる宝珠は4種類。

・3玉4種、2玉4種
レベル5にできる宝珠は4種類。

・3玉2種、2玉7種
レベル5にできる宝珠は4種類。

・3玉0種、2玉10種
レベル5にできる宝珠は3種類。

 

ここからわかるのは、とりあえず3玉0種というのは宝珠レベルを上げる上ではパフォーマンスが著しく悪いということでしょう。
仮に全て50Pの宝珠しかはめなかったとしてもレベル5にできる宝珠数には差がうまれますので、やっぱり3玉0パターンは無しだと思います。
もちろん、全て2玉ではめておけば必要な宝珠をはめなおすために石版へろへろを繰り返すという、あの糞面倒くさい作業をする機会を減らせるというメリットはありますが、それにしたって「3玉2種2玉7種」との差は1種類でしかないので、やっぱり「2玉10種」は無しだなあと感じます。
というわけで安直な2玉オンリー天国は潰してやるぜ！というリッキーの思惑は見事に実現しているのがわかりました。

ただしこれは職業依存性の高い宝珠ばかりの光宝珠と闇宝珠に関しては別です。
特に闇宝珠はつけるメリットの大きい宝珠がどれも50P設定となっており、つけるメリットの薄いCT特技の宝珠が65P設定となっている特性があります。
なので闇宝珠に限っていえばほとんどのプレイヤーにとっては従来同様に「3玉0種、2玉10種」で良い気がします。
（1職業～2職業しか俺はやらねーんだ！という偏ったプレイをする人や、細かい付け替え上等だよ俺は最高の宝珠レベルパフォーマンスを求めてるんだよ！という方は除く）

闇宝珠ほどではありませんが、光宝珠も同様の傾向があります。
（ただし光は恩恵度合いの大きい必殺宝珠が65Pだという点は頭に入れておく必要があるでしょう）

というわけで光、闇に関しては個人の好みもあるでしょうが基本現状維持の「3玉0種、2玉10種」で良いと思います。

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炎、水、風について引き続き考えていきましょう。
残ったパターンは
・3玉6種、2玉1種
・3玉4種、2玉4種
・3玉2種、2玉7種
でありますが、これはもう正直好みの問題の気がしてきました。

やはり達人のオーブシステムというのは「石版へろへろ状態」という重い枷がのしかかってきます。
これはもう本当に糞みたいなシステムだと思ってるんですが、あるもんは仕方ないので付き合っていくしかないのです。
これがまじうざくて嫌なんじゃああああ！という人は
・3玉2種、2玉7種
が良いと思いますし、あまり多くの職業をプレイしないというタイプだったり、重い枷を背負いつつもパフォーマンスを重視したいというタイプの人は
・3玉6種、2玉1種
・3玉4種、2玉4種
のどちらかが良いでしょう。

 

 

■宝珠バランスの結論

細かくシミュレートすると結論変わるかもしれないのですが現段階では個人的には下記のような感じがいいのかなあと思いました。

炎：3玉4種、2玉4種
水：3玉4種、2玉4種
風：3玉2種、2玉7種
光：3玉0種、2玉10種
闇：3玉0種、2玉10種

 

炎と水に関しては頻繁に宝珠を付け替えるという事があまり無いため、宝珠レベルを高めやすくする「3玉4種、2玉4種」を採用。
風に関してはレベル1や2であっても強力な効果の宝珠が多く存在している点、付け替えが比較的頻繁にするケースがある点を鑑みて「3玉2種、2玉7種」を採用。
光と闇は前述の通り職業依存性の高い宝珠が多く、付け替えニーズも高いため、従来同様に「3玉0種、2玉10種」を採用。

 

 

■石版穴あけの結論

今回考えた宝珠バランスから導き出される理想の石版の形を考えてみましょう。
ここで大切な考え方になるのは「3玉宝珠は汎用性の高い宝珠を選出するため、3玉宝珠をなるべく飾り石に絡ませる配置とするべき」という点です。
ただし厳密に言えば鉄壁の雷耐性のようにトータル耐性100%を越えるとあまり意味がないものもあるので、かなり個別具体的に考えなければならず状況は複雑です。
それと同時に、今後も更なる達人のオーブ仕様追加があるはずなのですが、僕に未来は見通せないのでそこはもうあまり考えないようにしますｗ

【全ての基本】

左上に飾り石をつけると仮定し、このような穴を空けるのを全ての基本とします。
飾り石強化の恩恵を5種類の宝珠で受けるためにはこの穴のあけ方以外ありませんのでこれは全プレイヤー共通でしょう。
石版の穴の形が種類によって違うのは気持ち悪いというタイプの人のために全部の石版の穴を同じ位置にできるものを考えてみました。

【炎、水】

【風】

【光、闇】

 

き、きたねえ・・・。
美しくねえ・・・。
しかもこれだと宝珠の形を揃えて集める事もできねえ・・・。
石版も全部作りなおし、宝珠も多くを集めなおし・・・。

さすがにこれは小さなメダルの必要枚数が多すぎてきつい・・・。

 

 

■結びに

今回記事を執筆してみて感じたのは、石版の作りなおしは非常にめんどくさいし、時間もかかるという事です。
ぜんとっかえをしようと思うと小さなメダルは数千枚必要になります。
また今回の仕様変更のような、過去の遺産をゴミにする悪魔的アップデートが今後も来る可能性があるでしょう。
ていうか多分バージョン3.3後期あたりで飾り石2個目つけられるようになるんでしょｗ
よって、こんな記事を書いておきながらおかしな話ではありますが、石版はあまり神経質に考えずに適当にやればいいんじゃないのもう、とすら感じるようになりました。

 

だがしかし！
これに懲りずに次回は具体的な宝珠を考慮しつつ石版属性別にもっと突っ込んで考えた記事を執筆したいと思います。
皆様の中で、この現状を打破できるようなブレイクスルーアイデアがあれば是非ともコメント欄でご教授いただければと思います。

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