ビジちゃんのリアルビジネス最前線 序幕
こんにちは親愛なる読者の皆様。
ドラクエ10メディア界ではそこそこ有名、でもトップには決してなれないFlooded With Businessのお時間がやってまいりました。
書き手はいつもの通り、いつもの私がお送りいたします。
今回よりシリーズ記事『ビジちゃんのリアルビジネス最前線』をお送りしたいと思います。
このシリーズでは、同じ季節が複数回巡る程度には仕事をしていなかった筆者が、もしも普通の一般的な企業に就職し普通に毎日仕事をする様子を綴るものとなっております。
つまりただのフィクション仕事日記です。
ドラクエ10には全く関係がありませんので予めご了承ください、、、、いや了承しなくてもいいですのでさっさとページを閉じてくださっても結構です。
■経緯
今回なぜこのようなシリーズを始めるに至ったかの経緯をご説明いたします。
筆者はかねてより悩んでいた。
その社会性の無さに悩んでいた。
これはコミュニケーション能力が低いとか、人見知りをするとかそういった類の話ではない。
単純に組織との絡みが無い生活がつまらないと日々感じていたのだ。
「人は人と接し、組織に属する事で充足感を得られる」と方々の偉い人たちは言っている。
僕はそんなの全く信じていないタイプではあったものの、実際組織に属さず数年間過ごしてみると、何だかやっぱりこれは正しいんじゃないかと思い始めたのだ。
以前このブログでもそういったニュアンスの記事を書いた事があるのでやや繰り返しになってしまうが、そもそもの出発点はそこからだ。
筆者はブログでも度々公表している通り、デフォルメした言い方をすると無職(正確には異なるが、無職と書くほうがおいしいのでそうしている)である。
それどころかまことしやかに囁かれている僕の実態を総合すると、50代実家暮らしのメタボリック体系だとか、精神的な病気を抱えていて毎週お母さんに連れ添ってもらって通院しているとか、薬の飲みすぎで耐性がつきすぎて収集つかなくなっていよいよ精神病院に入院しそうだとか、童貞だけど当ブログを利用して女を騙しまくっているとか、最近では幻の拳法の使い手で人間の顔面を一発で粉砕できるとか、借金塗れだとか、もう皆が言ってる事が全部本当なら無茶苦茶なプロフィールになりつつある。
・・・で、色々あって僕は普通の会社に就職する事になった。
これを読んでいる人達には「色々あって」の部分が気になるとは思うが、そこは何かめんどくさい契約とかあるし、色々詳細に書くと会社の中間管理職の人に怒られそうだからやめておく。
ブログでどこまで書いていいのかはこれから追々空気を読みながらなるべくぎりぎりを攻めていきたいと思っている。
ちなみに入社するにあたっては一応普通に履歴書も書いたし、普通に面接を受けて、普通に何か契約書にもサインして会社に属する事になったという感じだ。
つまり、ちゃんとしているのである。
正式には11月1日からの所属となるのだが、来週から早速仕事自体はスタートする事になっている。
勤務地は内緒だが、お家からも比較的近所なので大嫌いな電車に乗る必要もない。
(余談だが僕は昔、自宅から徒歩だとやや遠い距離の会社に勤めていた際はタクシー通勤していた事があるほどに電車が嫌い)
これが今回のシリーズ記事執筆に至った第一の経緯である。
■僕は部長
新しく勤める会社での肩書きは何と部長である(!)
ただしこれには一つおかしな点があって、僕がその会社に入社するにあたって新設される部署の部長に着任するという話なのだ。
その際のやり取りは経営トップであるCEO松木さん(仮名)と行ったので一部会話を抜粋する。
–ある土曜日の夕方、CEO松木さんに指定されたむかつくぐらいオシャレなカフェにて–
松木「ビジちゃん、君部長やってもらうわ~」
僕「え、まじですか?でも僕マネージメント経験ほとんどないですよ」
松木「あーその辺は心配しなくていいよ。そんな能力とりあえずいらないから」
僕「そうですか・・・。で、何をやる部署なんですか?」
松木「言うなれば千葉県の外房をくまなく駆け巡るような仕事。そう、ブルーオーシャンを見つけるって事だね」
僕「チバ・・・?ですか・・・?ブルーオーシャンって事は他にライバルがいないような市場を開拓すると?」
松木「そうそうそうそう!ビジちゃんさすがわかってんね!醤油う事だよ!あ、これ俺の大好きな芸人のギャグね!誰だかわかる!?」
僕「(急に声でけーな)えーと村上ショージですかね」
松木「そうそうそうそう!ビジちゃんさすがわかってんね!つまりはビジちゃんにはとにかくライバルいないとこで新規事業を立ち上げてほしいわけ!」
僕「なるほど、で僕はその新規事業を立案して立ち上げる部署の部長になるって事ですね」
松木「イエスイエスイエスイエス!正にそれ!それが言いたかった!」
僕「(4回繰り返すのは同じだけど急に英語になったな)わかりました。頑張ります!」
松木「ちなみにとりあえず1人でやってもらうからね。ビジちゃんの給料しか予算取ってないからね」
僕「え!?部長なのに部下無しですか!?しかも僕の給料だけって、それつまり実質実務に使える予算はゼロって事ですか!?」
松木「そうそうそうそう!うちの会社なるべくリスク取らない方針でやってるから。もし予算欲しかったら別の仕事も用意するからそれで稼いだ分を予算にしてね」
僕「別の仕事ってなんすか?」
松木「格安SIMカードの法人営業とかだねー。今かなり売れるから稼げるよー。うちで営業代行やってんだよー。」
僕「格安SIM・・・なるほど・・・」
松木「じゃ、仕事の話はこんぐらいにして飲みいこうか!」
僕「おっす!お供します!(やべーなこれ大丈夫かな。人員も予算も無しって普通に個人でやるのとかわらねーじゃん・・・)」
————
こうして僕は部長になる事となったのだ。
部下は無し、予算も無し、たった一人で無一文の孤独な戦いが始まるのである。
ちなみにこの後僕と松木さんは朝まで六本木で飲み続けた。
松木さんは入社祝いだといって僕にテキーラとショットガンを合計12杯もおごってくれた。
そこそこ酒に強いほうだと思う僕だが、さすがに12杯も飲むと足にくる。
太陽が昇り始めた頃には六本木交差点のアマンド前にて僕はまともに歩行できない生まれたての小鹿のような状態になっていた。
(あそこって明け方になるとそういう人よくいるよね・・まさか僕自身がそうなるとは・・・)
早朝自宅に帰った僕はベッドの中で考えた。
何をするにしてもさすがに予算ゼロでは成り立たないだろう。
なるべく経費を抑えるにしてもとりあえずさし当たっての幾ばくかの予算は確保しておきたい。
しかしこれはもしかしたら僕自身が試されているのかもしれない。
ここで安直に松木さんに対して「やっぱ検討したんすけど予算ゼロはさすがに無理っす。少なくていいんで予算ください」と言っても通らない気がする。
仮に通ったとしてもその時点で僕に対する評価が下がってしまう恐れを感じた。
せっかく採用してもらった恩もあるし、ましてや入社一発目の仕事だ。
なるべく全力を賭して臨みたい。
そこで僕は閃いた。
泥酔した脳みそでもグッドアイデア閃いてしまうあたり、僕はやっぱりビジネスマンとして優秀なのかもしれない。
Flooded With Businessでこの会社で働いている事を日記形式で公表し、そこから得られる利益を事業の予算としてあてがえばいいんだ!
(物凄く平たく、みもふたもなく言い換えてしまえば、このブログのPVを利用して自腹を切るという事だ)
これこそが今回のシリーズ記事執筆に至った第二の経緯である。
早速僕は松木さんにブログの件を伝えようと電話をした。
————
僕「あ!松木さんすみません!実は予算の件でいいアイデアを思いついたんですが!」
松木「いやそんなのどうでもいいけどさ、俺のアイフォン知らない?アイフォン」
僕「え、今電話してるって事は手に持ってるんじゃないですか?
松木「あ、そうか!めがね~めがね~っつって頭にめがねかかってたよ!みたいな事だなこれ」
僕「そ、そうですね。で、予算の件なんですけど・・・」
松木「いやそんなのどうでもいいけどさ、お前今日全然飲んでなくなかった?」
僕「いやいや、ショットで12杯ほど飲みましたしそれ以外にもビールやらカクテルやら結構飲みましたよ」
松木「え~?そうだっけ。よくわかんねーや。まあいっか、じゃあおやすみ!」
プツン
————
こっちから電話してんのに用件伝える間もなくいきなり電話きってんじゃねえ!!!
※その日の夜に再度電話をしてブログに掲載する件は許可をいただきました
こうして僕の新たなる会社生活、ビジネスライフがスタートしたのであった。
—続く(次回は数日後の更新を予定しています)
※本記事は基本的にはフィクションですが、一部ノンフィクションな部分があったりなかったりします
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コメント
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2016年 10月 31日
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なんだ、そんなならうちで雇ったのにw
うあーマスターが会社勤めなんて、なんかさみしいけど、めっちゃ応援します!
がんばってください(*^^*)
やっぱり妄想か
久しぶりにコメント~
これ、ノンフィクションの部分あるん?
ホントにあるん?
気になるけど
答えはmasterの中だけ~
給料は上がらないけど労働時間と責任だけ増える部長という肩書
私も今就職活動しています。
部長になりたいなぁ。羨ましいです。
続編楽しみにしてます。
めっちゃ面白いトコ入りましたね、リスク取らない方針のベンチャーってw
格安SIMの営業やって予算稼げってすごいなww
でも形ばかりでも組織に属しながら1人で一から立ち上げだし、進退完全自分次第みたいなとこはビジさんにピッタリなのかも…(=゚ω゚)
シリーズ化楽しみにしてます♪
クッソ酔っ払ってホテルでゲロ吐いてそのまま寝て朝自分のゲロの臭いで起きた時とか死にたくなります
スレチ
他でやれや
うーん、僕は最近はうすしおよりコンソメパンチが好きかな
ボクはのり塩です。長でかい奴ね。
部長、頑張って下さい。
応援していました。
過去形かよ!
なにこれwおもしろいwww
続編楽しみです!ドワ愛みたいに中途半端にならないでくださいねw
本気で応援してます!
書いていて楽しいものほど長続きするんじゃよ。
今のところこの記事は書いていて楽しいんじゃ。
Masterが会社勤めするなんて残念だ~。
大いなる暇人だと思ってたのに!
フィクションです。
予算目処立つなんてブログ収入ってすごいんですね
まるちゃんが仕事辞めても家族養えるわけだー
ブログっていうかWebサイトっていう大きい括りで考えると、特定キーワードで1ページ目に表示させられればそれだけで余裕で食えます。
あかんて、このままじゃ完全にダメなとこやてw
よく聞く話ではあるけどまじめに返すと
ブログの収益を予算に充てるのも経営として完全にアウトだし、
よしんば実はものすごいシーズだったとしてその経営者じゃ早めにイグジットしないと先が・・・
部長職が存在する会社の経営者とは思えんw
フィクションです。
予算確保に貢献するから面白い記事書いてね。
ドラクエおっさん多いから受けるよきっと。
わかりました、オッサンが喜ぶ方向性で頑張ります。
ビジちゃんはトップに立ってたい性格なんだろうから、切り口としては大変なんだけど、楽しそうだね!
優秀すぎる人材はベンチャー志向強すぎて、なかなか起業も苦労するらしいよ!
一人しかいない部署の部長!
これぞ正に裸の王様!
最高や!
これ、いわゆる名ばかり管理職じゃないですか??
管理する人間が1人もいないので完全にそれですw
フィクションなんですか!
リアルっぽい…
いろいろわけわかんなくなりました
マスターが謎設定なの好きだけど垣間見たい気持ちはします!
続編待ってますー♪
フィクションって事にしとけば全部どうとでもなるからね!
早く続き書いてね。
私も働きたくなるような内容でね(^ ^)
その観点大事ですね。
労働意欲を促進させる記事作り!
Masterが会社員!?
そう思ってわくわくどきどきしながら続き読んだら…
まことしやかに囁かれてるMasterの実態にツボりましたw!
もしほんとにそのとおりのMasterならもはや神!ですねw
続き楽しみにしてますので途中で執筆やめないで下さいね!
ワイは大いなる矛盾を抱えた存在やな・・・。
途中でやめないように頑張ります!
記事見てもよくわからなかったけど
ビジちゃんガンバレー
わかりやすい記事作りを目指します・・・
Master飽きっぽいからなぁ…。
www
ドルワームから愛を込めて~~
リアから愛を込めてもらいましょう~~~( ・∇・)
こうこくなしでブログ見てもらえるだけでもお金ふえるんですか?
すでにこうこくあるよこのぶろぐ
ゲームのキャラさえひた隠しにしてるのにリアルがどうだとか興味ないです。
ドラクエ10の記事は面白くて記事の更新を楽しみにしてるのでこういうのはチラシの裏にでも書いといてください。
いいかね、ここは僕が僕のために僕のお金を使って作ったサイトなのだよ。
君の目から見てチラシの裏的な使い方をしようとも、それは自由なのだよ。
わかったらきみは素直にここには2度とこないでまんまる堂でも見てなさい。
ていうか2chで使い古されたようなしょーもない煽りじゃなくてもうちょい刺さるやつお願い。
おもろい
オチは何ヶ月後っすかね?
ノンフィクション織り交ざっているのでオチとかが存在しないタイプの記事です。
僕の気力が続く限りこの記事も続きます。