こんばんは。
これ書くとネタだとか嘘だとか、またやんややんや言われそうだから書くのやめようか考えたんですが、やっぱ面白いから書く事にしました。ネタではなく全てガチです。
事実は小説より奇なり、ってこういう事いうの！？
もしくは若干気の早いサンタさんが僕にネタをプレゼントしてくれたの！？

 

12月某金曜日の出来事

みなさんカニは好きですか？
僕はカニ大好きです。
肌寒くなってきたこの時期、夜はカニ道楽でカニ鍋でも食おうかなと思い、渋谷で所用を済ませた僕達はカニ道楽へと向かいました。
すると残念な事にカニ道楽は満席！
僕は滅多に怒らないし不機嫌にもならない非常に感情の起伏が緩やかなタイプの人間なのですが3点だけ、怒りのポイントがあります。
・ロジカルでない相手との対話
・地元や身内をディスられる
・空腹

つまり、僕が空腹時に脳みそぱっぱらぴーの相手に地元や身内をディスられた場合、僕はブチギレます。
この時既に時刻は２１時を回っており、非常に空腹でした。
その上店員が今満席でどうのこうのと要領を得ない事を言い続けているのです。
待てばいいのか、待たずに他所に行けばいいのかの判断がつかない！
ちゃんとした情報をよこせ！と思ったのですが、店員に怒るなどという愚行を僕は犯しません。
しょぼいチンピラみたいな印象をいっしょにいる相手に抱かせてしまうのは得策ではないのです。

そこで僕は「また来ます、ありがとう」と言い放ちさらーっと店を後にします。
怒りのぶつける先を失いましたが、これが大人というものでしょう。

 

そして仕方なく、しょぼいが小奇麗な焼き鳥やに入る事にしたのです。
僕のお腹の減り具合と、アルコールへの渇望欲求が限界に近かったのです。

事件はここで起こりました！

 

僕達は糞狭いテーブル席に案内されたのですが、すぐ隣にはカウンター席が並んでおり、カップルだらけの状況。
年末やなぁ、クリスマス間近やなぁ、などと思いつつ、空腹でイライラしている気持ちを抑えながらビールを飲みます。
ビールうまー！
ビールはなぜあんなにもおいしいのでしょうか。
僕はビールを一週間に平均7,000ミリリットルほどたしなんでいる気がしますが、本来であればもっと飲みたいのです。
しかしもう若くはないこの体、休肝日というものも視野にいれつつセルフコントロールをしている日々です。
（ちなみに休肝日は視野にいれるだけで特に設けてはおりません。大体毎日飲みます）

 

話が逸れました。
ビールを飲み、心が落ち着いたタイミングで、カウンター席のカップルの会話が耳に入ってきます。

男「ケンコバの家ばれちゃったらしいよ」

もうこの時点でドラクエの話というのがわかる僕。
これを読んでいる皆さんも、同じくご理解いただけるでしょう。

 

このタイミングではああ、昨日はアメトークでドラクエ芸人やってたしその辺でドラクエの話題が出てもなんら不思議じゃないよなぁ・・・ぐらいにしか思っていませんでした。
しかしその後カップルの会話を耳にしていくにつれ、僕は確信したのです・・・

 

こいつらドラクエ10プレイヤーで、男女2人でオフ会しとるやんけ！！！

 

これは会話の内容からしてほぼ間違いがありません・・・。
これに気づいた段階でネタ的においしすぎると判断した僕は、いっしょに飲みにきていた連れを放置して必死に2人の会話をメモする作業に没頭しました。なので会話の内容はかなり正確に記録する事ができています。

女「最近は日課だけで毎日終わっちゃうよ」
男「でも日替わり討伐はやらないとお金たまらないしねー」

なるほどこいつらアストルティアでは貧民層な様子。
アストルティア富豪（僕）とアストルティア貧民（オフ会してる2人）がリアルでは渋谷の焼き鳥屋で隣の席に座るというのも中々面白い構図ではないでしょうか。

ちなみにアストルティア富豪である僕はリアルでは今年は仕事を全然しなかったせいで結構な勢いで貧乏です。
今年の年収は恐らく500万円をきる事となり、社会人になってからこんなに低い年収なのは新卒1年目以来です。
このままですと今の住居である港区の超一等地のマンションから都落ちしなくてはならず、身の振り方を考えなければならない段階にきております。

あと、これは身の振り方とか関係ないのですが、せっかくなので12月は死に物狂いで働いて年収を何とか530万円にして、来年は「私の去年の年収は530万です」っていう台詞を言いまくってやろうかと考えています。
来年はフリーザ様も映画で復活するようですし非常にタイムリーなネタになるのではないでしょうか？

 

またもや話が逸れました。
引き続き男女の会話を確認していきます。
どうやら男の種族はウェディ男で女の種族はエルフ女の模様。
何気ない会話でそこまでわかってしまう自分がちょっと怖い・・・

ちなみに男の体型は確かにウェディ男のようなスラっとした印象。
しかし圧倒的に顔が追いついていない。
顔はどちらかというとエックス君のような今にもギガスラッシュをぶっぱなしそうなおっちょこちょいで素っ頓狂な感じでした。
点数をつけると55点って感じです。
学校のクラスでは確実に冴えないグループに属するであろう印象の人物です。

 

そして皆が気になる女のルックスは・・・・
体系だけで言えばウェディ女のようです。
座っているので正確には把握できませんが恐らくかなりの高身長で170センチはありそうです。

 

 
すたいるはばつぐんのようだ

 

しかしこちらも残念ながら顔が追いついていません。
とにかく地味なのです。
化粧はしているものの化粧が下手なのです。
きっと西武の1Fの化粧品カウンターで綺麗なお姉さん達に仕込んでもらえばそこそこ見えるルックスにはなると思うのですが、今のままではオタク臭さがプンプン漂っており、使いものにならない感じです。

 

結果としてこれは冴えない男女がドラクエ10を介して出会い、そして今渋谷の焼き鳥屋で対面をはたしているという、何と言ったらいいのかわからない状況になっているのです（重ねて言いますがネタ的には非常においしい）
2人の会話が面白すぎて約1時間に渡って聞き入ってしまいました。

 

僕の感覚からすると、いくらドラクエで出会ったからといって男女なのだから色んな話をするもんだろうと思っていたのですが二人はひたすらドラクエ10の話しかしていません。
後半はずっとリッキーの悪口を言っていました。
おいおいリッキーそんなに嫌われてんのかよ、とか思ったけど面白いからOKです。
全会話をここに書き起こすのは大変なので面白かった会話だけを抜粋してみたいと思います。

 

 

貯金

女「最近ドレスアップにお金使いすぎて貯金なくなっちゃったよー」
男「そうなんだ、今って貯金いくらぐらいある？」
女「えー内緒。○○さんは？」
僕「（そんなもん内緒にしてんじゃねーぞブス！）」※心の声であり実際には声を発していません
男「300万ゴールドぐらいだよ」
女「すごーい！そんなにあるならいい装備買えるね！」
男「でもこれを元手に職人はじめてもっと増やそうかと思ってるんだよね」
女「職人って難しそうだよね、できる人尊敬する！頑張ってね！」
僕「（あんなもん小学生でもできるわヴぉけ）」

 

廃人

女「チームの○○さんって1億ゴールドあるらしいよ」
男「え、まじで？」
女「よくコインボス奢ってくれるし」
男「それってRMTしてるんじゃないの」
女「でも職人で稼いでるって言ってたよ」
男「じゃあニートでドラクエばっかりやってる廃人なんだな」
女「確かにいつログインしても○○さんもいるかも」
男「きっとドラクエしかやる事ないんだろうね」
僕「（RMT or 廃人の二者択一って魔女裁判かよこれ！）」

 

藤澤

女「リッキーより藤澤さんのほうが良かった！」
男「俺もそう思うなぁ。リッキーなよなよしすぎだよ」
女「藤澤さんはイケメンだし文章も上手いし！」
男「リッキーは何言ってるかよくわかんないよね」
女「藤澤さんもどってきてー」
男「リッキーはディレクターの器じゃないよね」
女「藤澤さんって今何やってるのかな」
僕「（会話になってねーぞお前ら）」

 

ブログ

男「結構通勤の時とか会社で暇な時ドラクエのブログ見ちゃうんだよね」
女「わかるわかる！シロさんのブログ好き！」
男「俺はまんまる堂とか酒場スタッフをよく見るなー」
女「どっちも面白いね！あとドレアで参考になるブログが好きだなー」
男「まんまる堂は攻略に参考になる情報多いから好きだわ」
女「あとイコブさんのブログも好き！」
男「イコブのブログ面白いね！」
僕「（おい、Floodead With Businessはどうした）」
僕「（それとイコブじゃなくてイコプや！「ぶ」じゃない！「ぷ」！）」

 

 

チーム

男「そういえばチームに○○さんっているじゃん」
女「うん、古くからいる人だよね」
男「あの人ドラクエ10で知り合った人と結婚したらしいよ」
女「えっ！？そうなの！？相手は誰？」
男「内緒だけどサブリーダーの○○さん」
女「えーびっくりー！」
僕「（誰だか知らんが俺もびっくり！）」

 

お会計

男「じゃあそろそろ行こうか」
女「お金いくらかな？」
男「いやー今日は俺が出すよー」
女「えーいいよ、私も出すよ」
男「いやいや、最初ぐらい出させてよー」
女「うーん、、わかったありがとう！」
僕「（氏ね）」

 

 

こんな感じでした。
皆さんはドラクエ10で出会った女を口説く時は、周りにドラクエ10ブログをやっている性格の悪い人間がいないかどうかをきちんと確認してから会話に興じましょう。
でないとこのように無断で会話の内容を晒されて、大勢のドラクエ10プレイヤーの目に入る大惨事を招く事となります。
ちなみに僕がカウンター席のカップルに夢中になり、いっしょに焼き鳥屋に入った連れを完全放置した結果、その日のお会計は全額僕が負担する事となりました。
財布的には痛かったですが、最高に楽しいひと時をすごせたので良しとしましょう。
お会計は2時間弱の滞在にも関わらず、3万円を越えていました・・・
その辺の適当な焼き鳥屋で3万円越え・・・

 

※この記事はネタではなくガチなため、カップル本人からの記事差し止め申請があった場合は直ちに記事を削除いたします

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