Kindleunlimited読了本の感想&オススメ
いやぁ、Kindleunlimitedやばいっすね、最高っすねこれ。
ここ数日ウォッチしている限り、本の追加スピードもえげつないので、永久に終わる事のない本漁りの日々が続くなこれは!と感じています。
そこで、しばらく飽きるまでKindleunlimited経由での読了本の感想を書いていこうと思います。
今のところ1日3冊ペースで読んでます。
(ちょっと時間使いすぎだなw)
■Kindleunlimitedとは?
Amazonが2016年8月より日本でもスタートさせた月額980円ぽっきりの読み放題サービス。
対象となる書籍が好きなだけ読み放題。
(ただし10冊までしか一度にリストには入れられないので読み終わった本は捨てる必要がある。また読みたくなれば再度リストに加えれば読めるので特にこの仕様に対する問題は感じなかった)
ラインナップはまだまだこれからだが、あらゆるジャンルの書籍が広く浅く取り揃えられており、専門書に関しては3年ほど前までに出版されたものまでが結構豊富。
漫画や雑誌などもちょいちょいある。
hなのもある。
ちなみに書籍はそれぞれ
・パソコンで読めるもの
・iPhoneやAndroidなどの各種スマートフォンやタブレットで読めるもの
・kindleで読めるもの
の3種類があり、多分kindleでは全ての書籍が読めるようになっている。
このサービスの対象本、kindleでしか読めないやつが結構あるので、unlimitedをフル活用しようと思ったらkindleは必須。
kindleはめっちゃ安いので(4,000円ぐらいで買える)とりあえずノリで買おう。
買ったはいいけど、やっぱいらないなあと思ったらブックオフとかに持っていけば安いモデルでも2,000円ぐらいで買い取ってもらえるぞ!
僕が愛用しているのはkindle Fireの1番安いやつだ!
こいつなら書籍も動画も楽しめるし、安いから2年に1度ぐらいのペースで気軽に新しいやつに買い換えられる!
なおプライム会員になれば4,000円引きで購入できるのでプライム会員になってからKindleを購入するほうが間違いなくお得。
■東大卒プロゲーマー 論理は結局、情熱にかなわない/ときど
著者の生き様を描いた、私小説のような本。
著者は東京大学工学部を卒業し大学院にまで進んだ人物で、現在は格闘ゲームのプロゲーマー。
誰もが当たり前のように抱くであろう疑問「東大出て何でゲーマー?」という謎に対するアンサーが1冊の本を通じて書かれている。
よくある有名人本とは全く異なり、本人の言葉で赤裸々に心の中まで吐露されている点がとても良かったです。
1人の人間が幼少期から青年期まで様々な経験を通じてもがき苦しみ、一つの答えに辿りつく様には心打たれるものがありました。
東大というブランドが通じないプロゲーマーという世界に飛び込むという一見非合理的な選択をした著者の裏側には何があり、何を想っていたのかが全部ここに書いてあります。
個人的にも、ちょっと考え方とか境遇とかが重なっていた部分があったので、「うんうん、わかるで・・・」と共感する部分が多かったです。
僕もときどさんの東大ほど凄いブランドではないのですが、サラリーマン人生的にはそこそこのブランドと言われているようなキャリアがあったんですが、それを捨ててキャリアが存分には活かせない方向性での独立をしたという背景があったので。
ブラックボックスになっているプロゲーマーの『ゲームをプレイする以外の部分』の活動についてもページ数はさほど多くありませんが触れられていて、その点も非常に興味深かったです。
アメリカの企業にスポンサーについてもらって、いきなり自宅に送られてきたTシャツを手売りして売り切ったエピソードとかは泥臭くていい!w
こういう部分も包み隠さず書いていると好感持っちゃいますね。
著者が格闘ゲームのプロであり、内容としては主にゲーム関係の話がベースになっていますが、この本は格闘ゲームを全くやった事がない人でも問題なく読めるように配慮されていますので誰でもスムーズに内容を理解する事ができると思います。
今年読んだ本の中でもトップ5に入るレベルでの良著でした。
やっぱパッションなんだよなあ。
あ、僕もスポンサー募集しています。
できれば、具体的な活動は何もしなくてよくて、毎月25万円くれるスポンサーを希望です。
広告枠とかは確保できませんのでご了承ください。
■ブログで月500万円稼げるようになるまでの全記録。/イケダヤハト
何の参考にもならなかったし、読んでいても面白さのカケラもなかった残念な本。
上記のときどさんの本を読んだ直後にこれを読んだので、紙面からときどさんとイケハヤの情熱の落差を感じて余計気持ちが萎えましたw
こんな本でも最後まで読む自分の貧乏性が悲しい(unlimitedは月額定額制なんだからもったいないもクソもないのにね!)。
■ソフィーの世界/ヨースタインゴルデル
前々から哲学について学びたいなあと思っていたんですが、哲学バカの友人に昔オススメされた本がunlimitedにあったので読んでみました。
僕は哲学に関しては素人のようなもので、大学時代に選択科目で半年の2単位だけ取った程度の知識しか持ち合わせていません。
読んでみて友人がこの本をオススメした理由がとても良くわかりました。
前半は物語メインの構成になっていてとても親しみやすく、読者視点で哲学がおぼろげに見えてきたであろう後半になると徐々にディープというかより哲学に突っ込んだ内容にシフトしていくという流れ。
僕のようなアンポンタンでもすんなり読了する事ができました。
お話の内容としてはどっちかというと女性ウケしそうな感じですが、僕のような典型的に男性でリアリストなタイプでも一応お話自体も楽しんで読む事ができました。
これは何となくスルメ本のような気がしたので、何度か繰り返し読んでみようと思います。
これを読んでも哲学って正直まだよくわかんねーや・・・という部分も多いのですが、哲学自体に対しては俄然興味が沸いてきたのでそういう意味では読んでみてとても良かったなあと思いました。
この本を薦めてくれた友人に感謝。
余談なんですがこの本のアマゾンレビューで個人的に滅茶苦茶ツボったやつがあったので引用します。
2011年7月17日取り扱っている内容に対して文章が稚拙すぎる。
これならまだ、小説の涼宮ハルヒの憂鬱のほうが文書としてはしっかりしている。
哲学するとはthink about すると言う事。
涼宮ハルヒの憂鬱は哲学よりも遥に難しく
稚拙ではない。
2011年7月にレビューしてるっていうのもポイントですし「天皇の詔」っていうネーミングもセンス抜群。
天然でこのレビューを書いたのだとしたら今も同じ想いかどうか、この人に問いたい。
(一応書いておくと僕はハルヒはかなりはまった口です)ちょっと残念なのは「稚拙」という単語を用いちゃっている点。
この単語使うと一気に2chっぽい印象を抱いちゃって、前後の文脈関係なしに安っぽくなるから避けてほしいところ。
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kindleunlimitedを契約して色んな本を読んでいる皆さん、是非ともこの記事のコメント欄で読んでみて面白かった本、つまらなすぎてびびった本などについて教えてください。
教えていただいた本は参考にさせていただいて(僕の時間の許す限り)読み漁りたいと思います!
オマケ(ドラクエのコーナー)
■ライガークラッシュ=タイガークロー
緑狸運営の狡猾堂でもダークキングのまもの使い構成が紹介されていました。
僕が紹介した際は「まもまも道僧」という構成だったのですが、狡猾緑狸が紹介している構成では道具使いがリストラされ占い師が参入していました。
それはともかくとして、1点衝撃を受けたのがライガークラッシュのダメージ。
まもの使いのライガークラッシュが合計約5000ダメージというとんでもないことになりました。
僕の記憶違いなのか、僕は幻を見ていたのか、5000ダメージってタイガークローでも出てたような・・・。
一応確認でダークキングに行ってみたところ・・・
タイガークローで合計約5000ダメージが出ました。
・・・!
なるほどつまり、
タイガークローとライガークラッシュのダメージはほとんど変わらないって事か!
ライガークラッシュいらねーなこりゃ!
■アマリリス
※ 「DQXショップポイント」は、同じアカウントの全キャラクター共通でご利用いただけるポイントです。
そのため、「アマリリスの笑顔」と交換できるのは同じアカウントで1回のみとなります。
つまり、仮に妖精の実を1キャラで大量に集めるのが困難な仕様だった場合、メインキャラで「アマリリスの笑顔」以外を交換。
サブキャラで「アマリリスの笑顔」を交換する事で容易に全ての景品を入手できそうですね。
ただ、そんな小細工したくなるほど魅力的な景品が並んでいるわけでもないし、適当にやればええやろって思いました。
僕は何気にドレスアップを普段から楽しんでいるので「アマリリスの笑顔」は結構欲しい。
あとは「メタル迷宮ペア招待券」は次回アップデートでレベル上限開放がくる可能性が高いため、ゲットしておきたいところ。
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関連記事
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Paperwhite派です(iPadと併用)
興味あるけど買ってまでは、という本を濫読するのにちょうどよいですね
スマナサーラというスリランカの仏教の僧侶が書いたビジネス書?みたいなのに出くわして
いくつか読んでいます
あとはガルシア・マルケスの短編集と、カート・ヴォネガットを何冊か見つけたので満足です
探せば掘り出し物もありそうな気配
kindleにはあるけど、unlimitedかな??
アゴタ・クリストフの「悪童日記」、なんとも言えない本です。私は、勧められなきゃ読まなかったタイプの本ですが、強烈な印象です。ご興味があれば。
悪童日記はマザー3のシナリオに多く引用されてますね。
大昔に糸井重里がその事を何かのメディアで発言した際に3部作全て買って読みましたよー。
黒さがたまんないですね。
本もいいけどだいすけさんの闇金日誌の続きが読みたいんだけどな-
なんか大手ブログに晒された!とか書いてありましたよ!
マスターのことですよねw
うちは大手ブログだったのか!w
☆レビューの書き方がいいですね。最近まったく本を読んでない私でも、ちょっと興味を
ひかれそうな紹介でした。PC関係のレビューは自分がパーツ販売関係だったこともあり、
うんうんと言いながら読んでましたが、その分野に関心がない人にも興味をもたせる文章を
書けるのはさすがだなぁと思いました。
あらまあ、褒めてもらえて嬉しいです!
初心者、無関心な人向けのプレゼンテーションはこのブログを通じて結構鍛えられてきてるのかも。
精進します。
すごくいい記事でした!
すぐに家電量販店にいってKindle買いに行ったら
取り扱いなしって!?
Amazonで買いますw
Amazonでプライム会員になってから購入するのが安く済むし、次の日に届けてくれるからベストだと思いますよ!
kindleはその特性上、あまり小売店では見かけませんね。
特にヨドバシとは険悪の中の模様。
Master、帰省、読み放題、とくればハマって当然な気がする。
家族に急に呼ばれた時もゲームより中断しやすそう。
それにしてもPCだけだと読める範囲が限られてるのはわからなかった! 使用者ならではの情報ありがたいです。
ときどさん。梅原さんバリに格ゲー経験者は聞いて余りある名前ですね。著者以外にも、格ゲーのプレイスタイルまで知ってると、色々とふかーいプレイヤーですよね。ビジちゃんやっぱ、似てるなぁ。。、
ウメハラは別格としても、プレイスタイルの変移でいうとときどさんはとても好きです!
いい年の重ね方してんなあってプレイ動画見てるだけで感じる。
キンドルリミテッドから高額本が大量削除されたらしいですよ
あらー残念だけど、そういう調整も随時していくのがアマゾンスタイルですもんねー。
>>僕は何気にドレスアップを普段から楽しんでいるので「アマリリスの笑顔」は結構欲しい。
意外や意外Masterのメインはえる子ですか?(ドレア=える子っていうのも乱暴ですけど)
このブログの前のサイトから見てますけどBusinessさんはドレアとか興味ないと思ってました
それ乱暴すぎますよ!w
再入手不可能なイベント装備をずっと保管し続ける程度にドレアは初期から楽しんでおります。
今回の記事は緑狸の揚げ足とってたり哲学に興味があるとか言い出してたりいろいろ”ぽくて”好きです
いいでしょういいでしょう。
夏だからね!
今月はこの方向性でいきます。