親愛なるアストルティア国民の皆様こんにちは。
バトルグランプリ個人戦も終了し、バージョン3.4のコンテンツはほぼ出尽くした状態となりました。
そんなわけで各職業総評記事のバージョン3.4版に参りたいと思います。
熾烈なるポジション争いが続くアストルティアを制したのはどの職業か！？

 

前回同様、各職業名の後ろには職人よろしく☆を使った個別評価も加えてあります。
失敗、無、☆、☆☆、☆☆☆の5段階評価となります。
筆者の偏った主観による、バージョン3.4時点での各種コンテンツでのポジション確保数による評価であります。
（ポジション確保数での評価なので1コンテンツに複数席が用意されているケースの多い群れる職業は☆が多くなりやすいです。そしてダークキングのような繰り返し遊ぶコンテンツに席が用意されている職業は評価の度合いを高めています）

また、各職業がバージョン3.3と3.4でどのように移り変わっていったかをわかりやすくするために3.3での評価と3.4での評価をそれぞれ記載しておきます。

参考リンク1:ドラクエ10各職業総評　～そしてバージョン3.3へ～

参考リンク2:ドラクエ10各職業総評　～そしてバージョン3.4へ～

 

 

■戦士（☆☆☆）→（☆☆☆）

もはや向かうところ敵なし状態の最強物理アタッカーとして君臨。
何がやばいって前バージョンではやぶさの剣改・フューリーブレード実装という二つのとんでもない後押しがあったにも関わらず、今バージョンで両手剣超絶強化・大戦鬼が実装された事でそのDPSが更に上昇したという点でしょう。
ほとんどのボスコンテンツが2分以内に終わるドラクエ10において大戦鬼セット効果は強烈すぎた。
スライムジェネラル、ジュノーガにおいては余裕で席を確保。
更に3.4後期から復権した邪神周回においても戦士は2種類のボスでがっちり席を確保。

居酒屋における「とりあえず生」とドラクエにおける「とりあえず戦士」はもはやプレイヤーの共通認識となりつつある。
最近開催されたコロシアムバトルグランプリにおいても相変わらず戦士は磐石。
もはやこの勢いは止まりようがない。
今バージョンのアタッカーナンバー1職業は間違いなく戦士でしょう。

ちなみにロストブレイクを会得した事によって一部プレイヤーにとっては戦士は実質弱体化するという摩訶不思議な現象が発生。
ロストブレイク実装後に野良でスライムジェネラルに行ったところ、ジェネラルの激怒をロストブレイクで解除し仲間呼びを発生させるという悪魔の所業を行うプレイヤーが大量発生したためです。

 

■僧侶（☆☆☆）→（☆☆☆）

唯一無二の回復能力と災禍有する攻守共に優れた職業。
賢者、旅芸人という回復ポジションを一応争っている職業の回復能力が大幅増強されたが、今バージョンにおいても相変わらず特に波風は立つ事がなくほとんどのバトルコンテンツに席が用意されていた。
天地がひっくり返ってもドラクエ10サービス終了までこの職業だけは安泰でしょう。

 

■魔法使い（☆）→（☆）

アストルティアには根強い魔法使いしかしないオンリープレイヤーが存在しているわけですが、そんな彼らの息の根も止まりつつある。
レグナードには相変わらず魔法使い様がいらっしゃいますが、復権した邪神周回覇道の双璧においては物理構成が台頭。
踊り子にその席を根こそぎ奪われつつあるという事態が発生。

特に次バージョンは武器追加なので、基本的には物理アタッカーに有利な方向に舵がきられる可能性が高い。
徐々にその身を焼き尽くされつつある魔法使い。
常闇第3弾で魔法職業は活躍できるのか！？

 

■武闘家（失敗）→（失敗）

現時点で最も存在感が薄い職業の一角となっている武闘家。
マジな話、前バージョンに引き続き一切どこにも活躍できる舞台が用意されていないというちょっと尋常ではないぐらいの不遇の立場となってしまっています。
（コロシアム除く）
しかも180スキルの『行雲流水』では散々期待を持たせておいて結局テンションは多段攻撃の場合1段目にしか乗らないというあまりにも切なすぎる仕様でした。
あまりの悲しみに筆者も武闘家復権活動のために記事を2本も書いたほどです。
行雲流水よろしくこのまま大人しく流れに身を任せていては武闘家の復権は訪れません。
愛好家の皆さん、今こそ立ち上がる時です！！！

参考リンク1：格闘18スキルの夜
参考リンク2：職業列伝　武闘家編

 

■盗賊（☆）→（☆）

残念ながら180スキル「テンション轟奪拳」の性能がイマイチだったため、席がどこにも確保できず。
スタンマシーンとしての職業性能は健在だがそれを活かせるような強敵が存在しないアストルティア。
きっと嵐の領界ではまた新素材を盗める雑魚モンスターが用意されているでしょうから職人ができない貧民層には重宝される事でしょう。

 

■旅芸人（☆）→（☆）

相変わらずニッチな穴を埋めるための職業として微妙にではあるものの使い続けられている。
ヘヴィプレイヤー的には聖灰集めと一部邪神ボス周回で重宝された。
旅芸人ってそういうポジションが似合っていると思うので、今後も今ぐらいのバランスでいいのかもしれない。

 

■パラディン（☆）→（☆）

覇道の双璧周回の時ぐらいしかその姿を見る事がなくなってしまった聖なる騎士。
しかしながら180スキル「不動のかまえ」によって壁ポジションの地位をより磐石なものとした。
今後追加されるボスコンテンツによっては、一気に以前のようなパラディン天下時代が押し寄せるでしょう。

 

■レンジャー（無）→（☆）

180スキル「ケルベロスロンド」を手にした事によって実質DPSが大幅増。
災禍レボルケルベロスという3種類の特技を使いこなす事で中間職業としてのバリューが高まっている。
残念ながらなかなかボスコンテンツにおいて席を確保するまでには至っていないが、それでも邪神周回・ジュノーガでは起用される機会が出てきている。
職業ポテンシャルでいえば一気にメジャー職業へど躍り出てもおかしくない性能となっているので次バージョンが最も楽しみな職業。

 

■魔法戦士（無）→（☆☆）

邪神周回復活によって魔法戦士も復権。
実装当初はボコボコに叩かれまくっていたロストスナイプもここでは大活躍。
上手く使えば9999ダメージを2匹に叩き出す事ができる悪魔的特技となっていた。
スライムジェネラルでもどうぐ使いと支援ポジションを二分する形ではあったものの席を確保。

しかし180スキル「クロックチャージ」は使えるようで使えない惜しい特技だった。
初回CT45秒という設定は意地が悪すぎた。
せめてこれが40秒だったら様々なシチュエーションで大活躍したはずなのに・・・。
しかしある程度倒すのに時間がかかるボスが実装された場合、このクロックチャージが猛威を振るう可能性は高い。
特に戦士とタッグを組んだ時、真やいばが50秒周期で利用可能となるためその真価が発揮される事でしょう。

参考リンク：職業列伝　魔法戦士編

 

■スパスタ（無）→（失敗）

武闘家と共に完全に空気となってしまったスーパースター。
いや、武闘家はちょいちょいコロシアムで見かけたがスパスタはSSランクではほとんど見かけなかった。
そこも加味するとナンバー1席がない職業はこのスーパースターかもしれない。
職業コンセプト的にどうしても席を作りにくい気がするのでこれは仕方の無い話かな・・・。

 

■バトルマスター（☆☆）→（☆）

唯一バトマスが輝いていたダークキングに通うプレイヤーが減少。
そして占い師に続いてレンジャーの台頭。
バトマスの席は確実にゼロに近づいていった。
コロシアムでも前回の個人GPでは大活躍したバトマスだったが、今回は最強構成の一角は相変わらず担っていたものの明らかにパワーダウンしていた。
はやぶさの剣改を越えるようなとんでもない片手剣の実装が望まれる。

 

■賢者（無）→（☆）

邪神周回復権によって辛うじて若干席を確保。
しかし所詮それだけである。
ブーメラン職業のポジション争いでは躍進したレンジャーに大きく水をあけられてしまった。
180スキル「きせきの雨」の性能自体は素晴らしいものなのだが、いかんせんドラクエ10のボスコンテンツはダメージ量が大味調整になっているのでちまちま回復される特技との相性がいまいちよくなかった。
きせきの雨が最大限活かされる強烈な多段攻撃を使ってくるボスの実装が待たれる。

 

■まもの使い（☆）→（無）

パワーインフレ激しいアストルティアにおいて、未だに全ての職業の中で単体最強DPSを誇るとされているまもの使い。
しかしそれがほぼ机上の空論みたいになってしまっている点がおいしすぎる。
ゴリゴリの玄人向けアタッカーポジションとして調整されていったにも関わらず、180スキルではまさかの「エモノ呼びの咆哮」が実装。
180スキルの性能次第では一気に化けられるだけの土台が整っていただけにこれは痛恨の極み。
再びモンスターを呼ぶだけのバカチン職業へと誘われてしまった。

 

■どうぐ使い（☆☆☆）→（☆☆☆）

もはやどうぐ使いに死角無し。
180スキルの性能がどうとか全く関係なく、相変わらず磐石のポジションをキープ。
武器を4種類使えるというのが功を奏して様々なタイプのボスに適応できるというのがやはり強かった。
ただしその弊害もある。
ジュノーガ戦では弓しか使えないどうぐ使いが大量発生し、1回の戦闘が無駄に長引くという現象が多発。
ロストスナイプもええけどデュアルブレイカー頼むわほんま・・・。

 

■踊り子（☆☆）→（☆☆☆）

群れると強いという特性を活かし、復活した邪神周回では相変わらず圧倒的な席数を確保。
覇道の双璧における魔法使いの席も食い荒らすほどの圧倒的なDPS。
封印の聖灰集め含めて邪神関連ではとにかく相変わらず踊り子が強かった。
しかしながら邪神関連を全くプレイしないライト層はジャンビーヤすら持っていないという事態になっており、ある意味で明暗が分かれている職業となっている。

 

■占い師（☆☆☆）→（☆☆☆）

元々席を確保しまくっていた占い師だったがバージョン3.4でも無慈悲の他職業喰いが続出。
復権した邪神周回ではいよいよ占い師の本格起用が開始。
疾風迅雷でボス2匹に9999ダメージを叩きだし、タロットだけではなく実は物理アタッカーもイケてしまう事を証明。
そしてバトルルネッサンスでは
『一部時間制限のやつ除けば全部占い師4でええんちゃう？』
というみもふたも無い結論へと収束してしまった。
りっきー曰く
”上手く使いこなせば他職業より強くなる調整にしている”
との事だったが今のバランスだとさほど上手く使いこなさなくても他職業より強くなっちゃっているシチュエーションが多発しているように感じます。

180スキル「魔王のいざない」によって占い師の最大のウィークポイントであるタロットのランダム性という部分もかなり薄まり、もはや他の追従を許さない化け物のような職業となった。
そろそろりっきーによる制裁バランス調整が必要な段階にまできているのではないだろうか？

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【バージョン3.4で思った事】
・魔法使いは調子こきすぎたので当面このままでよし
・いい加減武闘家がかわいそうなのでどうにかしたほうがいい
・占い師はタロットのランダム性という弱点が実質あってないような状態になってるので強すぎる。弱体の大鉈をふるってよし
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職業側の調整もさる事ながら、バージョン3.4はボスコンテンツの調整が甘かったように感じます。
特にバトルルネッサンスは結果的に占い師塗れになるというほぼ多様性を放棄したバランスになってしまっていたのが残念でなりません。
職業バランス調整を綺麗にできないのであれば、ボスコンテンツ側の調整で上手い事しのいでいかないといけないはずなのですが、その辺ちょっとバージョン3.4は上手くできていなかったのではないでしょうか？

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